ロンドン旅行記②~消えたゴッホ~
2日目
ロンドンは本当に街並みが綺麗だ。歴史のある建造物をそのまま利用している。物語でみるような景色がそこには広がっている。日本は地震があるので、街並みを残しずらいのが悔しいなと思った。
この日は朝からナショナル・ギャラリーへ。ゴッホの『ひまわり』があることで有名な美術館。しかし、開館前から予想以上の行列でひとまず断念。出直すことに。
というわけで先にグリーン・パーク駅の近くにあるフォートナム&メイソンに買い物をしに行く。日本でも買えることには買えるが、紅茶の種類が段違いな上、食器や食料品、雑貨などの品ぞろえが豊富で、店内もとても広く、楽しかった。
お昼はフラット・アイアンというロンドンにいくつかあるステーキ屋へ。コショウ中心のシンプルの味わいながら、非常に美味であった。ステーキと飲み物、副菜ありで一人25£=5000円ぐらいだったので、ロンドンの中ではわりとお手頃のような気もする。
そういえばロンドンにはリスが街中や公園にいた。あんまりイメージ無かったので、驚いた。あと犬を散歩している人も日本以上に多い。あと鳩とカモメも多い。
途中で日本食のお店を発見。これに限らず、日本食は結構ある上、中華など、世界各国のお店があるので、ロンドンは意外と食に困らない。
続いてリバティへ。リバティはイギリスの老舗百貨店ですが、近辺にも様々なお店が並ぶ。とりあえずお土産を購入し、その辺をぶらぶら。
ローリングストーンのショップを見つけたので、入る。特に何も買わなかったが、こういうお店を見つけるとテンションが上がる。
そしてナショナルギャラリーリベンジ。まだ混んでたものの、何とか入ることができた。
知っている作品がいくつもあったが、知らない作品も、その規模や細緻な技術に感嘆するばかりである。実際に見ることで得られるエネルギーというものが確かに存在していた。
作品もさることながら、建物の大きさ、そして豪華さもすごかった。空間の使い方が贅沢で、作品を活かしていた。これが入館料無料なのだから恐ろしい。こういう場を開いておくことで、新たな芸術を育むのだなと感心した。
残念だったのが、ゴッホの『ひまわり』が特別展の方にいってしまい、特別展のチケットは向こう一週間完売だったということ。せっかく来たのに見られなかったのは残念だが、あれだけ有名な絵なら今後見る機会もどこかであるだろうということで、ナショナルギャラリーを後に。
そして夜は演劇、レミゼラブルを見に行くことに。
作品ごとの劇場があるっていうのがまずすごい。
本場の演劇ということで、内容は正直そんなに分からなかったが、とにかく歌や演出が凄かった。それだけで見に行く価値はある。
わりともう疲れていたので、夕食は軽く済ませるためサブウェイへ。
照り焼きチキンサンドを選んだのに、肉の種類を選べた(チキンの意味)上、ソースの種類も選べ(照り焼きの意味)、その他パンの種類も、オススメを聞いたら「オススメなんてない、お前の選んだものがオススメだ」と言われるなど、適当具合が半端なかったが、それはそれで面白かった。イギリスではどこのサブウェイもあんな感じなのだろうか。
というわけで二日目が終了。三日目は一旦ロンドンを離れ、海の街、ブライトンへ向かいます。