誰にも理解されない人間は存在するが死神には好都合
人から理解してもらえないほど苦しいものはない。
この苦しみもまた理解してもらえない。
昔はこんなに一人ではなかった気もする。
でもいつから孤独になったか覚えていない。
秋の夜長がまた私を苦しめる。
行動も言動も思考も理解されることは無い。
孤独でもいいと思う時もある。
そんな時は王様にでもなったような晴れ晴れとした気持ちだったが、孤独が長くなるとそれに比例して辛くなる。
辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い辛い。
「あ、〇〇さん!この前の企画書凄かったね!あそこのところはこうした方がもっと良くなるんじゃないかなって思った!」
私を理解してくれない。
「えぇー!〇〇さんってそんなに残業してたんですか!?業績悪くないし、無理しない方がいいですよ!」
誰も私を見ていない。
「おーい、〇〇くん。君一人暮らしだろう?いっぱい釣れたから君も魚持って帰りなさい。少しは食費も浮くだろう?」
私は孤独。
私がこんなに辛いのに。
「そろそろだな。魂いただきだ。」
「人間は脆い、簡単に堕ちていく。」
「周りの人間を冷静に見れていたらまた違っただろうに。」
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