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月経再開(ホルモン療法中断後5ヶ月目)

↑投稿から程なくして、2024年内ギリギリでホルモン療法中断後初の生理が来ました。
↑投稿を書いている頃、とっくに私の卵巣はお目覚めになっていて、お目覚めどころかしっかり働いておられたわけです。
なのになんかちょっとぞんざいな扱いしてごめん、my卵巣。

38歳の私がホルモン療法中断から生理再開までにかかった期間は、5ヶ月半。

乳がん再発予防のためのホルモン療法を中断しての妊娠出産トライについては、まだ十分な臨床研究がなされておらず、医師の間ですら考えが分かれるところのようです。
ただ、2014年から行われているPOSITIVE試験という大規模な国際共同臨床試験の短期予後では、女性が妊娠を試みる間、最長2年間ホルモン療法を一時的に中断しても、短期的に再発リスクが上昇することはない、という心強い報告がなされています。
(中長期予後はこれから)

とはいえ、まだまだメジャーでは無いであろう、乳がんサバイバーが治療中断しての妊娠出産。
調べても、医師による解説は豊富に目にすることが出来ますが、当事者による経験談にはあまり巡り逢えない。
特にホルモン療法中断してから妊娠に至るまでの経過については、まず実例を知ることが出来ずに、ここまで来ました。
(私の調べ方が甘いだけかもしれませんが) 

というわけで、自分のための回顧録および同じ道を辿るのかもしれない誰かの参考になればという意図で、生理が戻るまでの経過を書き留めておきたいと思います。

2024/7中旬:リュープリンの効果切れを以てホルモン療法中断
4月中旬に打った3ヶ月製剤の効果が切れるタイミングで、完全にホルモン療法中断となりました。
「リュープリンの効果が切れてから生理が戻るまでの期間は一般的には数ヶ月程度と考えられているが、完全に個人差なので何とも言えない」というのが東大病院の女性診療科不妊外来の先生の見解でした。
統計らしきものも無いらしい。

2024/8〜10:生理戻るのいつかな〜?とワクワクドキドキ
数ヶ月≒2〜3ヶ月くらいというイメージのあった私は、あわよくば最短クラスで生理来ないかしらという取らぬ狸のナントカで、ドキドキしながら長過ぎる夏を過ごしました。
でも、今思えば生理が戻る気配すらなかった。笑

2024/11:私の場合、どのくらいかかるのだろうと不安が首を擡げ始める
ホルモン療法中断から生理再開までの期間は個人差が大きい、というのは重々理解していたので。
気長に気楽に構えてるしかないなーと思い、実際、ホルモン療法副作用による不調がゼロ且つ生理の無いというラクさを謳歌して暮らしていました。
けれども、季節が秋から冬に向かい鬱々としやすくなる気候の中で、時折軽い不安感に襲われるように。
生理はいつ戻るんだろうか、、、
長引けば己のメンタル管理が難しくなるし、ホルモン療法中断期間も長くなる不安もある、、、
それ以前に本当に戻るんだろうか、、、
私の卵巣は健康な状態でいてくれてるのだろうか、、、

2024/12:排卵出血やPMSのような症状出現→生理再開
12月初旬に突然、生理終わりかけのような出血が。
生理来た!?と思ったものの、その後出血は続かず。
何だったんだろう、、、とモヤモヤすること数日、の後、排卵出血とかいうもの存在するよな、、、とぼんやり思ったりして。
それから2週間ほどしてから、胸の張りや強烈な食欲・眠気が出現。
(冒頭の投稿書いてたのはこの頃)
最初こそ、何の体調不良だよ???と思っていましたが、次第になんか身に覚えのある不調だぞ、、、と思うようになり。
極めつけは、定期的に通ってる鍼治療で、鍼灸師さんに「ホルモンサイクル的に今どんな感じ?生理前とか?」と聞かれ。
元々事情は一通り話してあったので、状況や不調をありのまま伝えたところ、「いやそれメチャメチャPMSじゃないですか笑」と言われ笑
「身体が生理前って感じですよ。多分生理来ますよ。」とも言われ。
それから4日後に生理が来ました。
鍼灸師さん凄い!!

私個人の経験にはなりますが、ホルモン療法中断から生理再開までのリアルな経過はこんな感じでした。

敢えて、敢えて卵巣様へ2点だけ申し上げさせていただくとするならば笑
①生理初日が義実家へ帰省する日でしたw
②生理再開したら5日目までに東大病院の不妊外来を受診するよう指示受けてましたが、盛大に年末w
絶妙なタイミングで凱旋したな生理。

とはいえ、結婚10年を超えたアラフォーにもなれば①なんぞアレコレ駆使してスルッと乗り切れるし。
②は次の生理の際に受診すれば良いでしょう!
(今回の生理後にアッサリ妊娠するとかいう夢は見ない)
ギリギリ年内に生理再開し、安堵と共に2024年の扉を閉じることができるようにしてくれたこと、さすが私の身体と我が身に感謝するばかり。

2025年の幕開けと共に、また新たな扉が開き。
後悔のない未来を目指して、出来るだけ靭やかに軽やかに歩みを進めるのだと誓っている。

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優雨
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