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入院5日目(術後3日目)

安定のよく眠れない人です。
横向きで寝ても問題ないそうなのですが、右向けば傷が痛いし、左向けばドレーンの管が引っ張られて痛いしで、良い位置取りが未だ発見できず。
おまけに咳やくしゃみをすれば傷に響くしで、真夜中に痛み止めを服用しつつまどろむ…しんどい…

6:00で検温・血圧測定を済ませると、さっさと洗顔・スキンケア。
このスケジュールでいけば、回診が来て焦ることもないし、病室清掃の前に最も洗面台が濡れる工程を済ませられること発見。
ついでに病棟の廊下をお散歩して、体力回復に努める。

朝食を済ませ、9:00の抗生剤点滴が始まってまもなく、乳腺外科&形成外科が同時に回診(偶然)。
傷口はとても綺麗で順調、近々エキスパンダーを膨らます工程に入れるだろうとのこと。
まだ自分で傷を見ることはできていないのですが、先生も看護師さんも皆「傷口、とっても綺麗ですね」って毎回言ってくれるので、何となく安堵。

回診後、看護師さんに上半身を温かいタオルで拭いてもらい、下半身は自分でシャワー。

点滴も終わり、担当看護師さんから、入院初日にいただいた「乳がんの治療を受ける方へ」という冊子の内容に沿って、今後についてのレクチャーを受けました。

・退院後は自分で手術部位の観察が必要
・異変や38℃以上の発熱があったら、外科外来へ連絡
・退院後の下着は、ストラップが太く、締め付けが過度でなく、生地が柔らかく肌触りの良いものがベスト
(乳がん術後専用のものでなくてもいい)
・肥満は再発の危険性を高める可能性があるので、太らないよう体重管理が必要
・私はエキスパンダーが入っていて入院中は患側のリハビリができないため、退院後に日常生活の中でリハビリしていく必要がある
・今回リンパ節郭清はしていないので可能性は低いがリンパ浮腫には要注意。患側の上肢は皮膚を清潔に保ち、保湿を心がけること
・東大病院には、がんに関する専門看護師がおり、治療から日常生活のことまで何でも相談可能。退院後に相談を希望する場合には、外来の際に主治医に申し出る

とりあえず、ブラどうするか考えなきゃー。
肥満ではないので現状維持で問題ないと言われたけれど、一生ものとしてダイエットに取り組まなきゃー。

午前中の予定を全てこなしたので、運動がてら談話室まで歩いていって、祖母に電話。
もはや日課。
祖母孝行とリハビリと精神安定が一度に得られる一石三鳥の取り組み。

12:00で病室に戻って昼食。
今日はカレー!
給食のカレー的な優しい味だけど美味しかった(о´∀`о)

術後2日間で、今は食事をするだけで疲れてしまう体調なのだと悟ったので、食後はベッドを倒してしばし休憩。

元気になった頃に、売店チャレンジ再び。
昨日ヘトヘトになった売店への旅ですが、今日は疲れることもなく行ってこれました。
明日は、別の棟の売店まで行けるかな?
病棟の外に出られるのは1日1回程度なので、そのタイミングを体力回復のリハビリに活用したいところです。

16:00の点滴中に、乳腺外科の先生(主治医ではない)が飛んできました。
午前中に温かいタオルで身体を拭いてくれた看護師さんが、背中や腰に赤みと掻き傷があるのを発見して、塗り薬が出せないかと相談してくれたためです。
(傷から何かに感染したら一大事なので…)
小児アトピー経験ありで、皮膚が弱めな私。
弾性ストッキングで締め付けていた箇所や、パジャマの縫い目やゴムが当たる箇所が、すでに皮膚炎状態。
赤みのある箇所を全て確認した先生は、「何か塗り薬出しますね、今日中には」と言って去ってゆきました。
(そして塗り薬はほんとに寝る前に届いた)

この日も2人部屋に1人だけの個室状態だったので、夕食後ものんびり過ごして就寝となりました。

…ろくに眠れないですけど。
入院中も欠かさず服薬しているレスリンとベルソムラは仕事しているのかしら?と疑問を抱くほどに、眠れないですけど。

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優雨
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