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入院2日目(乳頭形成手術&脂肪注入当日)

7月19日(火)
前日22時過ぎに就寝した後、2時過ぎに目が覚めてしまい、しばしモニョモニョ。
再び眠って5時過ぎにまた目が覚めて、結局そのまま起床。

6:30
起床時の測定で、血圧92-58、体温35.1℃という低さを叩き出す。
看護師さんが驚愕して体温は3回計測させられるも、最高35.4℃までしかいかず。。。

9:00過ぎ
今回は事前の点滴も無かったので、身軽に手術室入り。
3回目ともなれば、恐怖心(が無いわけではないけど)より好奇心が勝るようになっていて、手術台に仰向けになりつつもキョロキョロ。

そして、今回もやってまいりました麻酔科研修医さんのルート取りチャレンジ。
前回手術から、麻酔は研修医さんがチャレンジする形式になっています。
前回は屈強めな男性だったけど、今回は小柄で可愛い感じの女性。
逆に指導医さんは、前回クールビューティーな女性だったけど、今回は穏やかそうなオジサマです。
だけど今回、初っ端から指導医さんの檄飛びまくり。
「そこに指置いたら血管見えない!」
「針の向きーーーー!!」
大丈夫カナ・・?と不安になる患者 笑
今回の研修医さん、ビビり状態だったのか、皮膚に微妙に針刺しては抜いちゃうを3回くらい繰り返す・・・ムダに刺しまくりで痛い・・・( ;∀;)
そして、毎度のことながら私の血管のコンディションが悪いのです。
まだ朝の9時で、しかも体温も恐ろしく低い状態で、全然血管が浮いてこない。
指導医さんが私の左腕をマッサージしまくり、左手の甲叩きまくる有り様。
そんなこんなで2人がかりの格闘の末にやっとルートが取れました。。。
指導医さんから「すみません、大学病院なもので、治療に問題がないレベルで1回はこうやってやらないといけないもので・・・」と謝られ
研修医さんからは「何度もやって時間がかかってしまって本当にすみませんでした」と謝られ・・・
まだ麻酔も入っていない段階ですけどね 笑
私も企業人事の端くれなので、人は経験によって育つことをわかっているつもり。
未来の麻酔科医さんを育成する貴重な機会に私が貢献できるならば、本望です(でも痛かった)。

その後落ち着いて笑、指導医役だった先生と麻酔のお話。
過去2回は術後に壮絶に気持ち悪くなったことから、なるべく気持ち悪くなりにくい薬を使うこと、術後に使える吐き気止めの種類が増えたので必要に応じて使うことを説明される。
それでも、結局は体質に左右されるそう。
そうか、漏れなく誰もが麻酔明けに気持ち悪くなるわけじゃないのか・・・
そして、今までで1番ゆっくり麻酔が入る。
ブラックアウトまでそこそこ時間あり。

で、「終わりましたよー、わかりますかー」と声かけられ、目を開けた時には全てが終了している。
しばらくは夢か現か区別つかず、ふわふわ。
覚醒まで1番時間かかった気がする。

13:00過ぎ
ストレッチャーで病室に戻ってきました。
右胸と左太ももの付け根が痛かった・・・ジンジンする感じの痛みだけど、耐えられない程ではない。
前回までのような吐き気は無くて、痛み止め使って気持ち悪くなるくらいなら痛み止め要らないっていうレベル。
今回は酸素マスクではなく鼻にチューブを入れての酸素投与しながら、しばらく安静とのこと。
手術3回目にして、あんまり気持ち悪くない・・・!

手術も3回目となれば慣れたものでして、病室出発前に予めフル充電したスマホとKindleをベッドサイドに置いたバッグの中に忍ばせておきました。
それを看護師さんに取り出してもらい、絶対安静の間も夫や両親に連絡取ったり、読書三昧(2冊読破)することが可能に。
経験は人を賢くしますなー。

16:20
立ち上がれるか、足踏みできるのかのチェックを経て、フットポンプと導尿から解放されました。
手術当日の解放は初!
過去2回、ベッドから動けない状態で一夜を明かすのが本当に苦行だったので、今回こそ当日中の解放を切望してました。
ただ、この時間からの歩行リハビリは難しいとのことで、今日の歩行は病室内のトイレまでという制限付き。
兎にも角にもベッドの上から動けない状態で一晩明かすのが嫌だっただけなので、制限付いても全然OK。
水も飲めたし、1人でトイレに行くこともできたので問題ないのですが、動くとそれなりには気分が悪くなるので、横になって引き続き自主的安静に努めました。
鏡を覗いたら手術着の右胸のところに結構血が付いていてビビる。
そして右胸より、脂肪吸引した左太ももの方が痛い。付け根周辺がぐるっと痛い。
むしろ太ももが痛くて歩行困難。

頑張って夕食をほぼ完食し、点滴も外れて身軽になりました。
1日3回の抗生剤点滴があるので、点滴針はそのままですが。。。

20:15頃
形成主治医が回診に来て、再建した乳頭と脂肪注入下箇所に問題が無いか確認してくれました。
順調とのこと!

過去2回の経験と知恵を結集し、麻酔明けに廃人になることもなく、精神的にキツくなることもなく全てスムーズに事が運んだ手術当日。
だけどやはり、全身麻酔の手術は疲れる&麻酔明けの気分の悪さが若干ある・・・という状態で、21時にはテレビも照明も全て消して、微睡みながら眠ってしまいました。

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優雨
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