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乳頭形成手術日決定(右胸再建後281日目)

久しぶりにやったよこの日数カウント。
5ヶ月ぶりに形成外科の診察がありました。

とにかく声の大きい新主治医とも5ヶ月ぶりの対面。
どのくらい声が大きいかって、診察内容が待合スペースにダダ漏れするくらいw

「お変わりないですか〜?」という定型挨拶を向けられたので、2月から4月に至るまでのコロナ→肋骨骨折→肺炎の惨劇について簡潔に伝えたところ、「マジか!」と叫ばれる(もちろん大声)。

まだ喘息吸入薬も続けていることも伝えたからか、「7月頃に手術希望ってお話でしたけど、どうですかね、体調的に手術どころじゃないって感じですかね・・・?」と気を遣われたので、「いえ、手術します。お願いします。」と食い気味に返答。
事前に、私が不在になっても夫がワンオペで暮らせるであろう時期をピックアップ済だったので、それを元にサクッと手術日決定。
7月手術が確定しました。

入院期間は3泊4日(4泊5日になる可能性もあり)とのことで、全摘手術が入院2週間だったことを思うと、短く済むんだなー。
ただ先達の方のブログなどを拝見すると、乳頭形成は日帰り手術のケースも多いようで。
東大病院は、総じて入院期間を長めに取っている印象です。
これまで受けたどの手術も、乳がん診療ガイドラインライン等で説明されている内容に比べて入院期間が長かった。
家を空ける時間が長くなるのは家族に申し訳ないけれど、術後長めに全身管理してもらえるのはありがたいです。
ひとたび帰宅すればもう、幼児抱えて戦争のような生活ですから、安静なんて夢のまた夢だから。

主治医から「今回は局所麻酔でいけますからね」と言われて、???となり、「○○先生(前主治医)からは、全身麻酔にして脂肪注入も一緒にやるというのを聞いていたのですが・・・一緒にやれば脂肪注入部分も保険適用でできると伺っていて・・・」と質問。
すると「あ、脂肪注入も希望します?するかしないかは全くの自由ですよ。違いは、局所麻酔か全身麻酔かだけです。入院期間に影響はないし、脂肪注入部分の料金(自由診療にあたる部分)は頂きません。」との回答。

脂肪注入するしないは任意、というのは前主治医からも説明されていて(前主治医は完成度を重視して脂肪注入推しだった)、その上でやるつもりだったけど、再度こうやって問われるとちょっと迷う 笑
「脂肪注入しない場合は、今の状態のこの胸に乳頭が作られるだけってことですよね?」と聞くと、そうです、という即答が返ってくる。
どうしようかなーーーと、一瞬逡巡して、「脂肪注入もお願いします」と伝えました。
脂肪注入による乳房再建に強い関心があったから東大病院を選んだようなもの、チャンスがあるなら部分的にでも脂肪注入を経験しておきたい、という極めて実験的な部分を重視して最終決断しました 爆

手術日と内容が決まったところで、次はホルモン療法との兼ね合いを調整。
実は次のリュープリン注射(6ヶ月間隔)を打つべき時期が6月末に迫っています。
リュープリンはホルモンに作用する薬なので、投与するタイミングが早過ぎても遅過ぎてもいけない、というのが乳腺外科の考え。
その一方で形成外科からは、手術前2〜3週間はホルモン薬の投与・服薬を中止するよう指示されます。
血栓ができる確率を少しでも下げるため、というのが理由のようでした。
診療科ごとに各々の守るべき事項があり、それに基づいて指示が出されるので、付いていく患者も結構大変です。
全ては私の命を守るためなので、私も頑張って付いていくのみなのですが。
今回は、リュープリンが打てる時期に入ったらすぐに打つよう指示が出ました。
・・・ということは6月末。仕事が忙しいタイミングなので出来れば避けたいけど(副作用で体調崩すから)、そんなこと言ってられない状態。

手術に向けて術前検査が必要だし、全身麻酔なので事前に麻酔科の受診も必要になります。
体調が悪い時に術前検査するのはやめておこう、という主治医の判断により、術前検査&麻酔科受診は、リュープリン注射より更に前の6月下旬にセットされました。
「この日は1日がかりになるから、丸1日スケジュール空けておいてくださいね。」と看護師さんに念押しされる。。。

こうして形成外科受診が終了。
また俄に忙しくなってきました。
入院を要する手術はこれで一段落の見込みなので、てんやわんやするのもこれが最後・・・のはず。
と思って、これから手術までの怒涛の日々(三度目)に挑みます。

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優雨
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