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女性診療科不妊外来にて方針報告(術後3年3ヶ月目)

第二子を巡る夫との三年戦争勝利を引っ提げ、いざ不妊外来受診。

不妊外来は出来る限り朝一の予約がベターだと早々に悟った私は、この日も9:30予約。
9:30過ぎに中待合待機、程なくして診察室に呼ばれる。
診察室に入ると、前回まで対応してくださった男性の先生ではなく、初診で同席していた女性の先生が待っておられました。

早々に夫との相談結果を問われたので、ホルモン療法中断して妊娠にチャレンジしますと伝えたところ、、、そこから怒濤の不妊検査案内( ゚Д゚)

主治医が許可したとはいえ、治療中断して再発のリスクを抱えながら妊娠出産に挑もうとしているわけだから、とにかく急いだ方が良い。
可能な限り最短速度で妊娠に至りたい。
だから、不妊ではないかもしれないけど、一通りの検査を受けてもらって不妊因子が無いか確認したい。
検査は希望しないという強い気持ちがあるようであれば、話は変わってくるけど、、、

というような内容を、不妊検査の一覧(10個以上あった)を提示しながら一気に言われ。
私ほんとにこんな顔してたと思う( ゚Д゚)

それでも、一瞬の間にあれこれ逡巡した後、、、
「私自身の検査であれば、推奨されるものは全て受けたいと思います。
だけど、夫は検査や治療を望んでいません。
少なくとも今の時点では、夫にそれをお願いすることは出来ません。」
と、はっきり伝えました。

不妊外来の先生方は、私の命を守ることと私の希望を叶えることの双方を実現するために、最善の方法を考えてくれているのだろうと思います。
それは本当にありがたいことで、とても感謝しています。
浸潤性微小乳頭癌という希少がんに罹患した(ギリギリ)若年性乳がんサバイバーが、術後3年でホルモン療法を中断して子どもを産みたいと願うならば、自然妊娠でどーのこーのなんて言ってる場合ではない。
なりふり構わず最初から体外受精に挑んだっていいのかもしれません。
むしろそうするべきなのかもしれません。
だけど、最大限の譲歩をしてくれた夫にそれ以上を強いることは、今の私には出来ない。
覚悟が足りないのかもしれない。考えが甘いのかもしれない。
でも、自然妊娠でトライする以外の道は無い。

それが今の私の結論だから。

先生から、「不妊の原因の半分は男性だから、できれば精液検査だけでも受けてもらった方がいい。医者がそう言ってたからということも説明して。10月までにご主人と話してみてはどうでしょうか。」と言われたけれど、曖昧な反応でその場を濁すダメ患者。。。

そしてとりあえず、今後について具体的な話に移ったのですが。
「タモキシフェンは、、、もう止めてるんですよね」
と徐ろに語りかけてくる先生。
そうです。私、実は、治療中断するという結論が出る前にフライング休薬開始していたのです。
いつからかって?
タモキシフェン休薬後の要避妊期間が9ヶ月に変更されたことを知った、不妊外来初診日からさ!
(善良な方は真似しないでください)
まぁ、私も全く石橋を叩かずに渡るような真似をしたわけではなく、術後3年検診の際に主治医から「自己判断でタモキシフェン止めちゃってもいい」と言われていたから、こんな暴挙に踏み切れたんですけどね。

そしてそれを前回の乳腺外科診察時に主治医には報告していたので、すでにタモキシフェン休薬してる旨は主治医から女性診療科へ伝わったようでした。

と、いうわけで、1月から休薬スタート→10月から妊活開始可能になる。
不妊外来としては、9月にいろいろと検査しておきたいとのこと。
リュープリンについては、次に3ヶ月製剤を打って一旦終了とし、生理の再開を待つことになりました。
生理が再開したら、基礎体温も測った方がいいとのこと。

で、「9月に生理が来たら、5日目までに当日受診で血液検査を受けに来てください」と言われ、この日3回目のこの顔( ゚Д゚)
当日受診、というワードが衝撃的すぎて、どの項目の検査のために採血するのか覚えてません。。。
元々生理周期は安定しているタイプでしたが、今後も同じなのかはわからないし、そもそもいつ生理が戻るかも神のみぞ知る状態。
予定の立てようもないし、スケジュールブロックのしようもない。
これが不妊治療の洗礼か・・・!(厳密には不妊治療ではないけれど)
とか思いましたが、「はい」と言う他ないし。
9月まで失くさずに持っていられるだろうか、、、と心配になるほどペラっとした当日受診専用の予約票を渡され、診察終了。

今回も結構長く話していたような気がしたけれど、時計を見たらまだ9:45でした。
15分も話してなかったんだなーと思いながら診察終了の手続を進めようとしていたところ、受診のタイミングを知らせるブザー(診察が終わった後に鳴るはずがない)がブーブーいいまくる( ゚Д゚)
なぜ、、、と動揺していると、外来受付の職員さんから「一度診察室に戻って確認した方がいい」とアドバイスされ。
恐る恐る女性診療科に戻ってみると、私の名前が呼ばれているwww

怪訝な顔(してたと思う)で診察室に入ってみると、先生が「ごーめんなさい、超音波検査しておきたかったのに、忘れましたーーー。知らないうちに子宮筋腫が出来ていたり、卵巣に問題があったりすると、方針が変わってきますからね。今のうちに一度エコーで見させてください。」と仰る。
そういうことか、、、と、ようやく納得し、内診室に移って超音波検査。
以下、エコーを見ながら繰り出された先生のコメント。

・子宮は問題なさそう。リュープリンで擬似閉経状態になってるから、萎縮して小さめになってるけど、ホルモン値が戻ればそれも戻るでしょう
・卵巣はとっても元気そう
・10月になれば、問題なく妊娠にチャレンジできますね!

と、総じて問題ないとの結果をいただきました。
私は乳がん罹患後も毎年子宮がん検診を受けていて、子宮と卵巣の状態も毎年確認していたので、実は、まぁまず問題ないだろうという確信を持っての超音波検査でした。
ですが、改めて大丈夫だということがわかると、やはり安堵するものです。

こうして、今度こそ診察終了。
会計処理もさくさく進み、10時過ぎには病院を出ることができました。
次は、主治医に方針報告のために受診予定。報告行脚です。


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優雨
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