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動画撮影をするということ
こんにちは。
アドアーチ株式会社の香川県、岡山県拠点代表のジョーです。
企業の動画制作、広告プロモーションをワンストップでスピーディにサポートする会社です。
今更な話かもしれませんが、iPhoneなどのスマホのカメラの進化は本当にすごいですよね。誰でも手軽に高画質な写真や動画が撮れる時代になりました。SNSを通じて、自分の撮った映像や写真を簡単に発信できるのも最高です。
そんな時代だからこそ、改めて「撮影をする」という行為について、少し雑談っぽく話してみようと思います。
僕は20年以上、映像制作の仕事に携わってきました。ディレクターとしての仕事が中心ですが、実は現場でガッツリ撮影をしてきた経験もあります。今で言う「ビデオグラファー」のような役割を、20年以上前からやっていたというわけです。
さて、「撮影をする」という行為ですが、僕がここで話したいのは、仕事としての撮影についてです。例えば、何かを「映す」だけではなく、「意図を持って撮る」こと。これが、ただRECボタンを押しているだけの撮影との大きな違いです。
嫁さんや子供からよく「撮り方がわからない」と相談を受けることがあります。自分で撮った動画を見せてもらうと、確かに何が映っているかはわかるんですが、見ていると「ただ映っている」だけのように感じることがあります。
一方で、プロが撮影した映像というのは、何かしらの意図が明確に感じられます。「この瞬間を切り取りたい」「ここを強調したい」という思いが、フレーミングや動きに現れているからです。
たとえば、風景を撮るときでも、ただ全体を映すのではなく、見る人が「おっ」と思うポイントを見せる意識を持つことで、同じ風景でも全然違う印象になります。カメラを構える前に「何を伝えたいのか」を考える。それが撮影における重要なポイントだと思います。
もちろん、SNS時代においては「とりあえず撮る」でも十分楽しめますし、それも撮影の醍醐味だと思います。でも、仕事として映像を作る場合には、「何を伝えたいのか」「どのように見せたいのか」という意図を持つことが大事です。それがプロとしての映像づくりの基本であり、魅力的な映像を生み出す原点だと思っています。
「撮影をする」という行為は、ただカメラを持つだけでなく、そこに意図や工夫を込めることで、より大きな価値を生み出せるものです。次に何かを撮影するときには、ぜひ「何を伝えたいのか」を一度考えてみてください。
映像の面白さが、きっと一段と広がるはずです(^ ^)