こんな世界もあるんだな・・・と
コロナによるイベントへの影響が出だしてから1ヶ月が過ぎた3月末。
来年にはやりたいと思っていたサイトの立ち上げ準備と共にYouTubeをスタートさせてみた。まずは、しばらく人気ユーチューバーさんの動画を見ながら、視聴者としてではなく、ユーチューバーとして確認してみた。
そこには本当に様々な技術が入っていて、
これって、俺が出来るレベルのものか?!
と悩みながらも、ビデオカメラ片手に撮影。
その後、adobe ccを契約し、after effectsとpremiere proをインストール。
そこから約8本の動画を何とか作り、アップしてみた。
2ヶ月やってみた正直な感想
いや・・・これ、相当大変だ・・・。
小学生のなりたい職業ランキングで上位に入る「YouTuber」
確かに画質や編集にこだわらなければ、初心者でも本当に気軽に始めることが出来るし、楽しい動画をアップすることが出来る。
しかし、ちゃんとやろうとすれば、やはりそこには、社会人としては常識的なことをしっかりと押さえなければならない。
・企画、構成
・台本
・資料作り
・撮影機材、撮影環境(映像、音響、照明)
・編集(写真、映像、イラスト、テロップ、タイトル、ムービー)
・著作権
・アップ後のアナリティクス解析
さらには、ツイッター、ブログなどもあり、ネタ探しの毎日に追われる。
上記をクリアするのは前提としてあって、最も大切で、最も難しいものが
・継続する力
である。
ユーチューバーさんから学んだ単語として、
「50本、100本の動画をアップしてからスタートです」という言葉。
たった8本の動画をアップすることでも大変だったことを、
後42本、92本やってからスタートとなる。
新人として入社してきた学生に対して
「企画書50本書いたら社員として考えてやる」という感じである。
これはキツイ。
分からないことも多く、どうしようかと考えることもあったが、
あるユーチューバーさんの一言、
「人に聞くな。全ての答えはネット上に落ちている」という言葉。
もうどんな悩みですらネットに答えが落ちていて、
その答えを探す努力をしないで、人に聞くやつはダメなやつ。ということだ。
ユーチューバーを職業として認めていない感覚はまだきっとあるだろう。しかし、トップユーチューバーの努力は並大抵ではないことは明らかだ。
イベント業界歴25年にもなるが、ここ数ヶ月、本当に新人に戻った感覚。
しかし、やはり違うのは「結局、やれば出来るでしょ」というベテランならではの、無意味な自信(笑)
新人ユーチューバー46歳。
どこで心が折れるのか、仕事に追われてやめてしまうのか、
分からないけど、「コロナのせい」で仕事がなくなり、「コロナのおかげ」で勉強は出来ている。
お金はきついが、能力は上がっている。
結論、いいのだろうか、悪いのだろうか。。。。