【豪州留学記】キャンパス紹介:メルボルン大学の図書館・勉強スポット
こんにちは!メルボルン大学に在籍中のイブキです!
先週で2024年2学期も終わり。待ちに待った夏休みがやってきました。
(オーストラリアは南半球にあるので季節が日本と逆なのです)
私の場合は所属している学位がBA(教養学部)になるので、テストなどは少ない方だったのですが、エッセイがいくつかあったのでそれを仕上げるので必死でした。
ずっと家に引きこもるのも良くないかなと思い、気分転換がてらに散歩したり、大学にパソコンを持って行ってキャンパスの至る所に足を運んで作業したりしていました。
そこで1つ気が付いたことが、私の通う大学はかなりデカい!ということ。調べてみると、メルボルン大学に所属する学生の総数は53,000人 *1 と東京大学 *2 の2倍に値することが分かりました。
学部(ファカルティ)ごとに抱える人数も多いので、それぞれの持つ文化や歴史が醸成され、それが建物にも表れているように感じます。
そこで、今回は、私の通う大学の「キャンパス紹介」と称してメルボルン大学(Perkville Campus限定)の中で個人的にお気に入りな図書館と勉強スポットを紹介していきたいと思います!
Baillieu Library
メルボルン大学に通う学生にとって、図書館と聞いてまず一番最初に思い浮かぶのはBaillieu Libraryではないでしょうか。社会学や歴史など、人文学系の本が置いてあります。月曜日から日曜日まで毎日開館しており、朝7時から夜12時まで利用できます *3。
試験前は割と忙しくて、席が空いていなかったりしますが、席の数も多いので勉強する場所に困ったらとりあえずここに行くことが多いと思います。
Architecture, Building and Planning Library(通称MSD)
2つ目はMSD(メルボルン建築学部)に所属するArchitecture, Building and Planning Libraryという図書館です。いわゆる本を読むための図書館というよりも、建築系の授業を受けたり、自学自習するためのスペースとして活用されたりしている印象があります。
内装が吹き抜けの形になっているのが特徴です。また、内装には太陽光を取り入れていたり地下に雨水を集めた貯水池を蓄えていたりと、持続的な大学経営に欠かせない建物になっています。
ERC Library
3つ目にご紹介するのはキャンパスの南側に位置するERC Library。家から一番近い図書館の1つなので、何か印刷したいものがあったり、静かな場所で勉強したかったりするときによく活用しています。グループワークで使える部屋もあるので重宝している建物です。
Law Library
次にご紹介するのはLaw Library。その名の通り、法学部(メルボルン大学ロースクール)の学生が授業を受ける建物の中にある図書館です。図書館の外にもいくつか勉強スペースがある他、特に勉強量が多く大変なことで知られるロースクールに通う生徒さんたちが多いので、ここに行って刺激をもらうことも多いです。
窓から見える景色も案外悪くなく、晴れたときには隣にあるUniveristy Squareで寝転がるか談笑している人、またスケートボードをしている人をよく見かけます。
Building 168 (UMSU offices)
さて、ここまで大学にある図書館について紹介してきましたが、お次にご紹介するのはBuilding 168 (UMSU offices)という建物です。Building 168にはいくつかレストランが常設されていることもあり、いつも学生が多く、賑わっている印象があります。
何かと授業がある建物同士の中間に位置するBuilding 168は、私にとっても憩いの場になっていて、たまに勉強スペースとして活用しています。
Arts West Building
最後にご紹介するのは、"我ら"がArts West Building。"我ら"とまで強調した理由は、ここが私の所属するBA(文学部)が所有する建物の1つだから。私が留学に来た2022年の5-6年前くらいに建てられた大学の中でも割と新しい建物の一つです。
外見デザインはユニークで現代的な感じですが、建物の内観はというと落ち着いた雰囲気がありとても好きです。運が良ければ作業をしている時、常設してあるピアノの演奏を聴くことが出来ます。
このように、私の通うメルボルン大学には学部ごとに異なる雰囲気があるということが建物や図書館の特色からも分かっていただけるかと思います。
1853年の大学創立以来、それぞれの学部が持つ歴史も異なりますし(当初はLiberal Artsのみを教えていたという)、オックスフォード大学(1096年創立)やハーバード大学(1636年創立)と比べて歴史は浅いものの、既にこうした文化が確立されていると分かったことは興味深い発見でした。
また、今回の記事では紹介しきれませんでしたが、メインのキャンパスであるPerkville Campusには文学部や法学部の他にも理工学部、商学部、医学部などの建物もあるので、いつか機会があれば紹介したいと思います。
もしメルボルン大学やオーストラリアの大学について、「こんなことが知りたい!」というご要望があれば、コメント欄から教えてください😊
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
では、また!
参考文献
*1 The University of Melbourne (n.d.). Facts and figures. https://about.unimelb.edu.au/facts-and-figures.
*2 フリステWALKER (2024). 入試情報室より【大学の学生数ランキング(2023年度)】. https://freestep-walker.com/blog/cat1/post_438.html.
*3 The University of Melbourne (n.d.). Library locations & opening hours. https://library.unimelb.edu.au/library-locations-and-opening-hours.