[講座報告]地域サロン主催者向け：サロンのオンライン活用のポイント
県社協主催「オンライン等を活用しているふれあい・いきいきサロン情報交換会」
茨城県社協主催の「オンライン等を活用しているふれあい・いきいきサロン情報交換会」に講演をいたしました。こちらは主に地域でのサロンを主催している運営者の方を対象に、オンライン活動導入を行うにあたりポイントを紹介し、運営者の方の相談会を行う内容でした。
参加者は、県内各地のサロンよりオンラインを検討している運営者の方や市区町村の社協の方でした。また長崎県社会福祉協議会や大分県の津久見市社会福祉協議会など県外からも30名弱の方が参加をされていました。
今回は「サロン活動のオンライン化のポイント」と「主催者の悩みごと」について整理をします。
①既存のサロン活動におけるオンライン化のポイントとは？
オンラインサロンの運営には、主に運営者のサポートと参加者のサポートが必要になります。またハード面での苦労もあるため、参加者の方も色々と検討をされているようでした。
行うべきことは、大きく分けると参加者のサポートと運営スキルの獲得です。その二つを段階を経て準備していくことが重要です。
最も気をつけなければいけないことは、主催者・運営者に負担がかかりすぎてしまうことです。
参加者の同意をどのように得るかに注目が集まりやすいですが、こちらは状況を整理し、一つずつ解決ができます。UDワークではイベント参加のサポートを個別に行なっています。こちらを利用して、ZOOMデビューを行なっていただけます。
大切なポイントは「運営者が全て行わず、活用できるものを上手に使う」ことにあります。
イベントとZOOM講習会については随時ご案内をいたします。関心のある方はLINEまたはメルマガ登録をしてください。
LINE「イベントキャンバス公式」
https://page.line.me/726gandu?openQrModal=true
メルマガ
info@eventcanvas.jp こちらまでメールをください。
②サロン主催者が抱えている課題の整理
ブレイクアウトセッションでは、直接社会福祉協議会やサロン運営者の方の相談会を開催されました。それぞれの地域やサロンの特性により悩みは多様でした。
ポイントとして上がっていた課題を整理すると以下のようなことでした。
課題の集約
課題① ：高齢者がWifiが自宅にない、機材を持っていない
課題② ：シニアができないと思っている
課題③ ：運営者ができないと思っている
すぐにサロンでオンラインを開始するには、解決しなければならない問題が多くあります。そのため、できるだけスモールステップで実施するのが良いと思われます。
＜スモールステップのはじめの一歩＞
・機材の持っている人から始めていく
・イベント参加を目標にZOOMを行なってみる
・孫さんなど家族と活用することを考えてみる
・できる人同士でまずは繋がってみる
団塊の世代が後期高齢者になり、要介護者がこれまでになく急増をしてきます。ますます地域のつながりや支え合いの役割が重要になると思っております。
オンラインも地域や世代、家族を繋ぎ、健康や活躍・余暇の場となる可能性があります。はじめはどうしても、期待値より負担感が高まってしまうため、できない理由を探してしまいます。
それを解決するためには運営者の負担軽減が重要です。方法は以下の２点を並行することが重要と思いました。
①参加者には、はじめてレッスンを個別に行なっていく。
②運営者には、運営レッスンを継続的に行なっていく。
UDワークはオンライン化のサポートをします。
①初心者の方はZOOM練習カフェに参加しましょう
オンラインの不慣れな方や初めての方を対象にした練習カフェを開催をしております。こちらを活用して、事前準備やオンライン技術を学びましょう。
②運営者にはオンライン講座を開催しています。
運営スキルは参加者のトラブル時のサポートを中心に多岐にわたります。UDワークでは、ZOOM機能やホスト機能などを目的別に学ぶことができる講座をご用意しています。
例えば、運営者向けのレッスンでは以下のような流れとなります。各回2時間のレッスンで8回シリーズとなっています。このスケジュールでも密度の濃いレッスンとなっています。
③オンラインサポーターを募集しています
オンライン講座の受講生には各地でオンラインサポーターとして、運営者のフォローをお願いをしています。
サロン運営者とオンラインサポーターが協力を行うことで、オンライン化を容易にし、オンライン化をより加速的に進めていけます。
④運営者向けの講座、サロンメンバー向けの講座も開催します
グループ向けなど様々なご要望に併せた講座を行うことができます。
お気軽にご相談ください。また定期的にイベント開催も行なっておりますので、こちらにもご参加ください。
新潟のサークル団体の方のサポート事例を以下よりご紹介しております。
オンラインを進めていくことは、災害に備えることにもなり、活躍の場を広げていくことにもなります。いずれにせよ「より良い暮らし有益なスキル」となります。
ぜひ気軽に、新しい若い世代とつながるテレビ電話を楽しみながら学びましょう。
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