介護の金づる化?
モヤッとしてます。
そんなこと考えてしまう自分がおかしいのか…。
有料ホームへの難病や末期患者の紹介料が爆上がりしてるとの記事。
介護報酬の増加はこれからはあまり見込めないのでは、との見通しが出てきている昨今。医療報酬の対象者に手を伸ばす業者が出てくるのは当たり前と言えば当たり前で、そこに紹介業者が絡む。
ある種の人身売買だとか言うコメントもあるけれど、結局そこで何も気づかずにいる世間の人たちが山ほどいるからこその状態であって、人身売買と言うのは言いすぎなのでは??
きっとそこでサービスを実際に提供しているスタッフさんたちは真摯に関わってる人たちばかりなんだろうなとも思うし、お金の出どころがどこかを考えると(つまり全額国庫負担というところ)、モヤッとするけれど、そこはできれば徐々に個人の負担割合をあげたいけれど今までの経緯を考えるとあげられない現状もあるのかなとも。
診断一つで難病の助成対象になって負担が激減するご家族もいれば、対象ではない疾患で高額な医療費を負担しているご家族もいる。
とても、とても難しい問題だし、おそらくどうしてもメスを入れられない部分なのだろうなとも思うけれど、世間一般の普通に負担をたくさんしながら生活をギリギリでやりくりしている人もたくさんいることを考えると、なんともいえなかったりもする。
権利を叫ぶことは大切だし、そのための制度を作ることはとても大切。
でも…
うーん…
すでにもう、介護ビジネスとして儲けてる人たちはいるんだよね…。
おそらく、これからもっと金銭面の負担は個人個人でしないといけなくなる。
当然難病の助成範囲の縮小や、高齢者の負担割合を上げることは避けられない。
問題は、どの時点からそれをやっていくか…。
ここまで考えていくと、医療での存命処置はどこまで必要か、も本当に真剣な議論をしていかないといけないのではないのかな…。
その人の、生命の終わり方、についての議論を。
世間一般の人たちも、日々忙殺されてそんな余裕はないだろうけれど、できれば考えてみてほしい。
それに沿ったサービスの提供と金銭面の補助を。
皆保険制度が行き渡っている日本ならではの悩みなんだろうな。
もっと人生のエンディングについての議論を。
でも誰が舵取りをするのか?現存の政治家がやれるとは思えないしな…。
有識者の方の意見が聞いてみたいです。
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