ユウキ

石川県の介護施設で働いてます。 マンガ、映画、本は大好き。 時々、長文でいろんなこと書いてます。 よろしくお願いします。

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石川県の介護施設で働いてます。 マンガ、映画、本は大好き。 時々、長文でいろんなこと書いてます。 よろしくお願いします。

最近の記事

車の多さ。

地方なので、車がメインの交通手段。 今朝もいつものようにあちこちで数珠つなぎの車の列を通勤時間に見ていてふと思う。 車の渋滞は、今後もしかしたら激減するのかもなあと。 人口減少社会になるのももちろんだし、運転手の人材不足はかなり前から危惧されている。 つまり、道路で見かける車は減るかも? そうすると、配達とかのインフラはどうなるんだろう… やっぱドローンとかがたくさん飛び回るようになるのかな。ドローンの操縦はラジコンの操縦とかが上手かった人なんかが慣れるの早そうな気もするし

    • 子育てとかぶる時。

      認知症の人の食事介助。 コミュニーケーションのまともにとれない相手には、指示はうまく入らない。 そして、こちらの感情は伝わる。 子育ても一緒だよね。 イライラしてるとそれが子供に伝わってグズグズしやすくなって、そのままだとどうにも進まないから、途中でこちらが諦めモードになって、子どもに付き合ってしまう。そうすると嘘のように子供も機嫌がなおったりは、昔あるあるだった。 (もちろん、そうでない時もたくさんあって、その時はあきらめて他の人にバトンタッチしたけどね。私は、保育園や家

      • 写真。思い出の共有。

        当たり前と言えば当たり前なのだけど。 同じ写真を見て、その頃に思いを馳せることって大切だと思う。 「モノより、思い出」というCMがあったよね。 写真を見ると、その頃、誰とどんな体験をしたかをより鮮明に思い出せる。 その記憶は、その人が生きているときしか聞けないものもあるんだよね。 家族が亡くなったあとに、その人の昔の写真が何かの拍子に出てきて、親族の中でこの頃、実はこんなことがあったんだよ、と聞けたことがあった。自分が覚えている出来事もあった。 ただ、できることなら、本人

        • 若者の貧困について。

          奨学金を借りて大学に… という声を、あちこちで普通に聞く。 働いてると、「まだ奨学金を返し続けてるんでけっこうしんどいんすよね」、という話もよく聞く。 そもそも国公立の授業料も昔に比べれば高くなったけれど。 経済格差は広がってて、日本は少子化も進んでて、バブルもとうにはじけて、先行き不透明。 子供のいる氷河期世代だってけっこういるんだけど…。 以前も書いたけど、私立の大学や専門学校の授業料の設定ってどうなん?? 年間100〜200万とか。 大したことないじゃん、とは私は思

          自分の人生の採点。

          もしも自分の人生が終わるなら、その時に意識があるのなら。 私は、「私の人生、60点か70点くらい?まあまあかな」 「みんな、いろいろあったけど、ありがとう」 で、終われたらいいなと思ってます。 やりたいことはまだたくさんある。 やり残したことも、心残りもたくさん。 環境要因もあってどうしても思いきれなかったこともあるし、私が死んだら、これは誰が後始末を?とか気になることもある。 それでも、死は突然に来ることもあるし、基本的には選べないから。 死んでしまえばもう私は意識はな

          自分の人生の採点。

          医療介護給付を押さえるには…?

          なんだか真面目に考えてしまう。 給付額を押さえる(減らす)には、不正業者の摘発ももちろん必要だが、やはり国庫からの負担割合を減らすしかないと思う。 つまり自己負担を増やすということ。 介護の受け手側の意識改革まで至るには、まだあまりに時間がかかりすぎる気がする。 介護保険を導入した時点で、これから高齢者が山ほど増えてくる→介護は金になる!!ということを謳って、政府が旗振りをしてきた事実がある。 そこに目をつけて、介護はビジネスになる!と、様々な業界からの参入が増えた。 施設

          医療介護給付を押さえるには…?

          サービスの受け手側の心構えも必要では…?

          またまた介護の話で失礼します。 介護の金づる化、の続き。 介護スタッフ側ばかりが悪く思われるのはやっぱりイヤだし、気になっちゃう。 たしかに虐待案件は実際あるし、高齢者や介護が必要な人を金儲けの手段としてしか見ていない悪質な業者はいる。それはもう、介護保険が民間の参入を踏まえてはじめられた時点で予想はついていたはずだし、これからも出てくるだろう。 そこに法的な処置も含めて対処法を作っていくことは、いたちごっこになる部分はあるだろうけれど必要だろう。 ただ、サービスの提供者

          サービスの受け手側の心構えも必要では…?

          介護の金づる化?

          モヤッとしてます。 そんなこと考えてしまう自分がおかしいのか…。 有料ホームへの難病や末期患者の紹介料が爆上がりしてるとの記事。 介護報酬の増加はこれからはあまり見込めないのでは、との見通しが出てきている昨今。医療報酬の対象者に手を伸ばす業者が出てくるのは当たり前と言えば当たり前で、そこに紹介業者が絡む。 ある種の人身売買だとか言うコメントもあるけれど、結局そこで何も気づかずにいる世間の人たちが山ほどいるからこその状態であって、人身売買と言うのは言いすぎなのでは?? き

          介護の金づる化?

          ライドシェア。介護業界の負担軽減をもっと!

          介護業界の負担軽減も視野に、ライドシェアをさらに具体的にすすめることが検討されはじめているらしい。 送迎を他の業界で担ってくれるなら、とても助かる。 例えばタクシーが現実的なのかな。介護タクシーもあることだし、乗降というところから介護業務に関わることができる。 ついでにお弁当も届けられるし、見守りや安否確認サービスもできたりするな…。 屋内に入って家から出るお手伝いもすることになるかもしれないし、手を貸してればどういった支え方がいいのかとかもその人ごとに異なるから、ものすごく

          ライドシェア。介護業界の負担軽減をもっと!

          老いていくことがしんどくならないように。

          現実、現状を受け入れる。 以前(若い頃)に比べて同じようにはできなくなって当たり前ということを受け入れる。 迷惑をかけないように意識することは大事だけど、いずれは誰もが通る道だから、ある程度はしょうがないし、割り切ることも大事(開き直ってなんでも迷惑をかけ放題、という意味ではない)。 その中で、できることはないかを考えて、自分にできることをとりあえずやっていく。 できれば、どうせやるなら、できることを楽しんで過ごす。 そんなとこ? 認知症のひどい人を間近で見て、「ああはな

          老いていくことがしんどくならないように。

          マスコミ報道の裏側を思う。

          水に含まれるPFASが、最近やたらと騒がれてる。発がん性物質を含む加工食品はこれだ!!とかなんとかも。 まあなんせ見出しを見るだけでドキッとするし、読んだらつい気にしてしまうもんなのだけど。 週刊誌にしろテレビなんかのメディアにしろ、読んでもらって、観てもらってなんぼの世界だから、誰もが飛びつきそうな身近な話題、見出しにするのは当たり前なのだけど。 私たちは、踊らされてばかりじゃいけないし、もっと先を考えることも必要じゃないかな、とも。 もちろん徹底した食事管理は大切だし

          マスコミ報道の裏側を思う。

          声色。

          人相手の仕事なので、自分ではけっこう意識してる、声色。 話し方も、声のトーン(高さ?)も、話すスピードももちろんなんだけど、声色ってのもあなどれない。 耳にパン、と届く明瞭な声はとても聞き取りやすいけれど、時に業務的で冷たく聞こえることもある。 できれば、ふんわり優しい当たりの声のほうが、怒ってないってよりわかりやすいし、相手の人も嫌な感じを受けにくいかなあ、と思ってます。 ふんわり優しい声色で、少しゆっくり話す人。より、優しくて丁寧で、信頼できる人、って感じがするから

          介護の仕事、したいですか?

          介護士の待遇改善に。 もうしてるとこもあるかもだけど、いくつかあげるならば。 ◎職員の食事の無料化。(もしくは100円とか200円での提供。)場合によっては住み込み可能にする。少なくとも、生活苦で犯罪に走る人は減るのではないかな…。 ◎年末年始やお盆などの長期休みを取りやすくする。もしくは、世間一般がお休みのときに出てきてもらうなら、しっかり休日出勤手当ても出す。…当たり前だけどね。 ◎あとは、厄介な人の対応をする危険手当も別途でちゃんと出す。 ◎人材の取り合いは半端

          介護の仕事、したいですか?

          爪白癬、その他足指の問題あれこれ。

          高齢者あるあるです。 足の指の爪が、真っ白になり分厚く固くなって、中がボロボロになる。普通の爪切りでは切れないので、デイとかで職員が切るのは難しく、病院行ってください、となるんだけど…。 ご家族は連日仕事とかで忙しいので、デイに預けてる。病院は、内科とかのかかりつけ医ではなくて、皮膚科に行く必要があるので、いつもの通院以外に通わなきゃならなくなる。爪白癬は、爪に塗る薬+飲み薬があるみたいだけど、まあ完治にとにかく時間かかるので、たいていある程度対応すると諦めモードになる。つま

          爪白癬、その他足指の問題あれこれ。

          食に興味のない人の適正量って…?

          以前、食事がまともな量出されていなかった介護施設が、行政処分にあった。 もちろん、写真で見るかぎり、あり得ないお粗末な食事だったと思う。あれは特別ひどい例。 食事を口の機能の問題で食べれない人は、食形態を変えたり、食べる量をごく少なくして点滴あるいは経管栄養でメインの栄養を取る、とかは病院ではよくある。 食事が目の前に提示されても、認知の問題でそれがわからない人も一定数いるけれど、わからなくても口にスプーンが触れればしっかり口を開けて一口ずつしっかり食べてくれる人もいる。

          食に興味のない人の適正量って…?

          逆ソクラテス 再読。

          以前に読んで衝撃を受けて、子供にも読んでほしくて購入したけれど全く読んでくれず💦 あきらめて、久しぶりに自分が読んでみようかなとまたパラパラと読み始める。 トランスフォーマーも好きなので、非オプティマスもけっこう笑えちゃったり。小中学生の友人との交流とか学校生活を通して、先入観や偏見への一石が投じられていて、とても刺さります。 再読して、やっぱり最後の2編がシンプルで本当に好き。 アンスポーツマンライクファウルだったら、相手はフリースローが与えられた上で、さらにリスタート

          逆ソクラテス 再読。