爪白癬、その他足指の問題あれこれ。
高齢者あるあるです。
足の指の爪が、真っ白になり分厚く固くなって、中がボロボロになる。普通の爪切りでは切れないので、デイとかで職員が切るのは難しく、病院行ってください、となるんだけど…。
ご家族は連日仕事とかで忙しいので、デイに預けてる。病院は、内科とかのかかりつけ医ではなくて、皮膚科に行く必要があるので、いつもの通院以外に通わなきゃならなくなる。爪白癬は、爪に塗る薬+飲み薬があるみたいだけど、まあ完治にとにかく時間かかるので、たいていある程度対応すると諦めモードになる。つまり放置…。
デイでの入浴は、最後に順番を回すようにして他の方への感染リスクは乗り切るとしても、爪が伸びてくると、隣の指の皮膚に食い込んできたりもするし、そうすると歩くことも痛みでうまくできなくなったり。爪をなんとかしても、隣の指の傷が治るまでは高齢だと時間かかるし、その間はあまり動けなくなるし、その間にレベルは落ちやすいし…実は、ほんとにやっかいなんだよね…。
薬が出ても、そもそも自分で管理できないレベルだから介護サービスを利用してるわけで。
介護系の雑誌記事なんかにも特集組んでたりするけど、清潔を保って早め早めの対応が基本。
でも、現場や家族にそれが完全にしっかりできるかっていうと、まあほとんど難しい…。
ほんと、一回あるいは数回とかの対応で治るような、画期的な方法や薬があればいいのになあと思う。
皮膚科の病気ってのもほんと大変。
水虫も、ウオノメや子供のイボなんかも、まあずっと通院処置必要だし長引いてたなあ…。
そしてとにかく皮膚科ってどこも混んでるしね。
各施設に、かかりつけの皮膚科っていたらいいなあとも思います。皮膚科の先生、忙しくてなかなか難しいだろうけど、出張で来てくれたら助かるのになあ…。
巻き爪というのもほんとにやっかいで、皮膚に食い込んで赤くなるレベルになると、痛いのでうまく歩けなくなるし。これも、中途半端に切っても伸びてきたら余計に食い込んできたりもするし、難しい。
たしか、巻き爪と爪の下の皮膚の隙間に挟む小さいプレートをつけてた人、いたなあ。あれは爪の形そのものを矯正していくみたいな感じなので、良さそうだった。
そして、外反母趾もひどい状態の人、たくさんいます。
当然歩く姿勢も悪い。歩かなく、立てなくなってくるとさらに悪化して、隣の指に親指が完全に乗ってしまってたり、爪が食い込んだり。まあ見てるだけで痛そうです。矯正するシリコンみたいのを使ったこともあるけど、あれは靴下の着脱のたびに外れやすいから微妙だったなあ。
足袋靴下でゆっくりゆっくりと矯正された、という人はいたので、やはり少しずつ毎日の習慣で修正していくのがベストなのかも。
けっこう放置されがちな足指の問題についてでした。
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