馬車馬の日の鹿のうどん屋
去年の冬の日の話。
私の勤務する会社は秋冬が繁忙期だ。
人事では相方の産休育休や、定年退職、有志退職、アルバイト退職が重なるミラクルが続き、
コロナ需要、様々な理由での資材不足、納期遅延で勤続最大の危機と心労が続く日々。
早朝から2時間弱、人のいない事務所で黙々と、電話や来客に止められずに仕事をする時間はとても貴重で、それでも夜も残業するスマートでない日々が続いていた。
頭を空っぽにしたい日は無心に自炊をするのだが、この時は既に仕事が終われば頭は真っ白で、
とにかく糖質でエネ