Evan Lee

あなたの旅のスパイスになる"門外不出"の旅情報を発信|日本一周と世…

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あなたの旅のスパイスになる"門外不出"の旅情報を発信|日本一周と世界数十ヵ国を旅しました|ライター × ブロガー × CEO|国内旅行業務取扱管理者|好き→食べ歩き、サウナ、乗馬

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日本で一番よかった都市とは?実際に47都道府県を周ってたどりついた結論

「日本で一番よかった都市はどこですか?」 上記は47都道府県を周ったあと、一番よく聞かれる質問です。そんなとき僕はいつも迷いなく力強く「佐賀県」と答えています。 この回答を聞いて意外と答える人も多くいます。もちろん、日本全国どこもいいに決まってるし、日本において微妙な都道府県はありません。それはみなさんもだいたい想像できるかと。 次に高確率で「なんで佐賀県なの?」と質問が飛んできます。 その答えは簡単。期待値を大きく超えてきたから。いわゆるギャップ。恋愛でもギャップが

    • モンゴル乗馬でケツ肉がもげたのでケツ骨だけで走りました

      いずれ絶対行きたい国。だれでも1つや2つ、そんな国があるだろうと勝手に思っている。 やんどころない事情で今は行けないが、たとえば一週間後に地球が滅びることを予知できたのなら。今すぐスカイスキャナーを開いて、たとえ最高値でも、たとえ他に魅力的な国があっても、いの一番にその地へのフライトを予約することを辞さない国のことだ。 僕にとってそんな国はモンゴルだった。“だった”と言うことは“もう行った”ということ。てことは今回は恋焦がれてようやく行けた夢の大地・モンゴルでの出来事につ

      • 実際に旅してわかった「思想」から学ぶ近代中国史

        私事だが、2024年9月に北京・香港・上海の3都市を2週間かけて周遊した。正確には北京→ウランバートル→香港→上海の4都市を周ったのだが、今回は中国が題材なのでモンゴルでの出来事はまた後日記事にする。 序章中国では道中さまざまな観光スポットや施設を巡ったのだけど、今も鮮明にまぶたに焼きついているのは、ずばり中国共産党の関連施設。その中でも毛主席記念堂、中共一大会址、中国共産党博物館の3カ所は、近代中国史を語る上で欠かせない重要施設だ。 ちなみに日本の国会議事堂にあたる人民

        • 友人との旅行で絶対に両者ともハッピーエンドになる方法

          「もう勘弁して……このままだとわい死ぬ」 AM5:00、8畳一間のホテルの和室にて。布団の上で上半身だけ起こし、腰を折り、布団に顔をうずめながら、ドラえもんに非常に似た友人はそう唸った。ちなみに本記事のアイキャッチ画像が友人である。 (いや死にはせんし、一応起きたんならさっさと立ち上がれクソえもん。てか死ぬとか安易に使うんじゃねぇ。本当の過労死は月残業300時間のムーブしてねぇと死なねーわ。つかやっぱ一人旅のが楽だわ) 湧き上がるイラ立ちを無理やり胸の奥底に沈め、なるべ

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          POOLO JOB3期から4期へ贈る言葉

          AM7:29。 酒を飲みすぎてしまいました。 昨日、中東で遊び呆けていた友人が大阪へ来たので、ミナミでどんちゃん騒ぎして今、酔拳で書いています。 いつも綺麗に偽ろうとするから最後の最後はPOOLO JOBで過ごして感じた本音を、テキーラ吐く前にぶちまけようと思います。よって例のごとく品性0なのでよろしくです。 で、さっきの続きだけど、中東の友人は世界4周している旅人でもある。けど世界4周してるのに「なにも得るものはなかった」と話していた。話を聞いてると何も目的なく、ただ

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          訪日外国人と接する食・宿・旅のプロ3人が、今のインバウンド景気について本音を語る

          2024年、インバウンド需要によって外国人で賑わう日本の各都市。今回は「インバウンド景気の現状」について、訪日外国人と接する機会の多い国内事業者に、リアルな実情を聞いてみた。本音をぶつけてくれたのは、外国人旅行者から好評を得ている「飲食店」「ホテル」「旅行会社」で働く3人のプロたちだ――。 ****** 2023年4月29日に日本政府は、新型コロナウイルスに関する水際措置を終了させた。そこに円安が重なり、2024年の訪日外国人数が前年よりも増加している。 日本政府観光局

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          「地域のコミュニケーション・ハブへ」福岡のカフェで人々をつなぐ夫婦が語る博多っ子気質とは

          福岡県は人と人をつなぐ飲食店が多い。今回は福岡・桜坂のカフェにて、「福岡出身のバリスタ」と「大阪出身の焙煎士」の夫婦に「福岡に住む人の魅力」を聞いてみた――。 福岡での出会い「ピー、カシャ......カシャ」 大手家電メーカーの福岡支社。違う部署で働いていた裕介さんと由季さんの出会いは、部署間にあったコピー機の前だった。真っ白の紙にインクを印字するひととき、闇雲に過ぎ去る沈黙が嫌いな二人は自然と会話をはじめた。 大阪から福岡支社に配属された裕介さんの「こっち来て車、買っ

          「地域のコミュニケーション・ハブへ」福岡のカフェで人々をつなぐ夫婦が語る博多っ子気質とは

          エヴァン・リーのポートフォリオ

          はじめまして。 旅ライター兼ブロガーのEvan Lee(エヴァン・リー)と申します。 X - @WelcomeToSekai Instagram - @WelcomeToSekai ここから先、経歴やポートフォリオなど「私のライター情報」をまとめています。お仕事のご依頼の際は、最後のお問い合わせフォームよりご連絡お願いいたします。 稼働時間週最大20時間分、受注可能 ※メッセージのやりとりは基本的に毎日対応しています。移動中は対応できない場合もございます 職種旅ライター

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          旅人がSNSを発信するメリット・デメリットと、ポストし続けて得られたモノ

          今まで僕は、旅にSNSは「必要ない」と思っていた。 しかしその考えを捨て、2ヶ月半前からX(旧Twitter)にポストし続けてみた。その結果、いろんな「メリット・デメリット」と「得られたモノ」を見つけたので当記事でシェアする。 旅人がSNSを発信するメリット・デメリット 旅人がSNSを発信するメリット・デメリットは以下の通り。 【旅人がSNSで発信するメリット】 ・暇つぶしになる ・連絡手段になる ・孤独が解消される ・無料で利用できる ・世界中の人に見られる ・旅仲間

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          失敗しない地域取材の方法|経験者が語る経験0からのイロハ

          「地域への取材記事の書き方がわからない」 「どんな取材道具を揃えればいいかわからない」 「そもそも取材の流れがわからない」 地方創生、地域活性化などの目的のため地域取材が必要になってきます。しかし地域取材に初めて挑戦しようと思っている方は、だいたい上記のお悩みを抱えます。私も初めてのときは同様でした。 この記事ではそんな方を対象に、「準備編」「道具編」「取材中編」「取材後編」「マインド編」の順にできるだけ簡潔に紹介しています。 それぞれの内容は以下になっています。 ・準

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          旅と仕事を両立させるために「絶対に重要なこと」を現役ノマドワーカーが答えます

          「旅をしながら仕事をするために絶対に重要なこと」 今回はこのテーマについて話します。この記事が「旅と仕事を両立させる生き方」を選んだ方々の参考になれば幸いです。 始めに、いわゆる一般的なフリーランサーのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)は、旅人には当てはまりません。 理由は、旅というのは時に場面ありきのイベントなどの不確定要素が多く、当初予定していた計画が総崩れになる可能性が高いからです。 僕の過去の事例を出すと、ゲストハウスで出会った旅人と飲みに行ったり、

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          ADHDアフィリエイターがライターを目指し、旅記事を本気で2ヶ月書き続けた結果

          旅メディア「TABIPPO」運営のPOOLOJOBに参加して早2ヶ月。 あっちゅう間だった。 この記事は勝手な個人的な感想なんで、かなり崩した口語体で書く。したがって攻撃的になったり、破茶滅茶になったりする可能性が高いので、しんどくなったら無理に読み進めず離脱してください。それと“品性”なんて皆無なのであしからず。 てことで「ADHDアフィリエイターがライターを目指し、旅記事を本気で2ヶ月書き続けた結果」をつらつらと書いていく。と同時に「POOLOJOBに参加してどう変わ

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          令和の人たらしが告白する「旅の出会いと別れ」

          2023年9月。北京首都国際空港の入国審査場で多くの空港職員に拘束された斉藤由希は、ため息をついた。「俺ってほんとだめだな」とさすがに旅慣れた斉藤でも今回の出来事には、うなだれるしかなかった。 京都に住み、フリーランスのSEとして活躍する斉藤は、土日休みのサラリーマンと変わらない日常を過ごす。しかし元来の旅好きが高じて、ゴールデンウィークや年末年始にはよく、ひとり旅をする。 2023年のゴールデンウィークは、北京を拠点にし、万里の長城や故宮博物院などを観光する予定であった

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          魅せる男の生き様。高倉健が与えてくれた旅のはじまり

          男としてどう生きるべきか。 この問いについて、男なら一度は悩まれたこと、あるのではないでしょうか。 かくいう僕も、過去に起業したことをいい気に遊び呆けて、一度、自身の会社を倒産させたとき、「ここまでの男でいいのか」という強い念に苛まれました。 そして、預貯金が底を突きかけた頃、「このままでは本気でマズイ」と焦って、YouTuberやブログなど、文字通り、手当たり次第に挑戦しました。 YouTuberは登録者174人で大敗したのですが、ブログはなんとか今でも生き延びてい

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          マックなのか。マクドなのか。

          初めに正直に言っておく。 僕は普段、マクドナルドにそんなに行かない。行っても、せいぜい月一くらい。いつも頼むのも“ふつうのハンバーガー”を1つ。ポテトやナゲットなどサイドメニューは頼まない。 だけど、この記事ではマックを題材に書こうとしている。そんな僕が書くのは、ふつうのハンバーガーの魅力? いや、違う。 書く内容は「なぜ、月一だけマクドに行くのか」だ。特にマクドナルドやハンバーガーの魅力を深掘るつもりは毛頭ない。ゆえに見当違いの結末になる可能性大である。だけど、こう

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          語らう宿「雪月花廊」は、北海道の旅人が集う故郷

          2022年、夏の宵。薄暗がりの小麦畑に挟まれた小道で、僕は車を停めた。北海道一周旅も後半に差し掛かり、今まで沿岸部だけをぐるりと周っていたので、そろそろ内陸部も攻めたいと思いを巡らしていた。 おもむろに取り出したiPhone。Google Mapsで周辺を検索すると、鼓動が高まってくる宿を見つけた。 雪月花廊……。 「僕が探し求めていた場所はここかもしれない」。薄らとした今にも消えそうだった情熱がゆらゆらと色めきたってきた。旅をしているとたまに「ここしかない!」と運命を

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