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母のこと。
朝。
たぶん病院では外来開始前の時間帯に、電話が鳴った。
救急科の主治医が淡々と話す。
母の現状。
ぶっちゃけ下り坂。
治療が上手くいっていないと・・・。
2週間前に人工股関節付近の滞留物を採取し、検査したら膿だった。
しかし、想定していた「原因菌」が見つからない。
抗生剤投与は続けているが、炎症反応が改善しない。
2日前から食事が取れなくなり、グッタリしている。
全身にむくみが出てきている。
主治医の口からは「膠原病」「SLE」というワードが出てきた。
膠原病は、聞いたことがある。
SLEは初めて耳にしたが、説明を聞いて自己免疫疾患だと理解した。
電話の後、ググったら「全身性エリテマトーデス」とのこと。
難病指定されている免疫疾患。
これから、専門の内科医に判断を仰ぐ。
また今日中に連絡するので、電話に出られるようにしておいてください。
ちょっと心に引っ掛かった。
内科医と相談したら、今日中に決断しなくてはならない何かがある?
物腰の柔らかな優しい主治医で、いつも微笑んでいる雰囲気を持つ。
でも、このときは・・・
きっと強ばった表情をされているんだろうと感じた。
2回目の電話は、15:00だった。
冒頭の言葉が思い出せない(笑)
でも、免疫疾患の可能性が非常に高いということのようだ。
専門的な検査をするには大きな病院に転院する必要があるが、
このご時世なので受け入れ体制が取れないとのこと。
主治医は、私に二つの選択肢を説明し始めた。
大きな病院で検査ができるのを待ち、診断名に基づく治療をする
転院をせずに、考えられる病気に対して有効な治療を始める
でも、私に選択権は無かったようだ(T▽T)アハハ!
それだけ母が衰弱しているのだと悟った。
このパターン。。。
数ヶ月前の、姉の時と同じ。
まさにデジャブ。
無駄に時間を掛けて過去記事を探したけど、書いてなかった(笑)
時間切れなので、デジャブのことは後日。
母は、明日・・・3回目のCTを撮るらしい。
その結果を踏まえて
月曜の午後に2回目の病状説明を聞きに行ってきます。