空白の14年 2.43 Before:Q
第3新東京市及びNERV関係者の事情聴取はまさに雲を掴むようなものであり,物的支援を始め各方面で莫大な資金を投じており,資金枯渇は目前であった。臨時国会による補正予算の可決に関しても与党の議席数をもってして,やっとの状態であった。というもの国民の関心は既に政府特務施設の実験事故の復興よりも経済対策や福祉関連の対応に目が向いており,与党内の議員に関してもこれ以上訳の分からない施設の調査にムダ金を使うべきではないとの声が上がっており,調査に関しては消極的になりつつあった。
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