見出し画像

リブランディングプロジェクトのデザインのすべてを大公開!

創業10年目の節目にスタートした理念を刷新するプロジェクト「たんぽぽプロジェクト~ユースタイル100カ年計画~」。

事業が多角化していく中であっても会社全体が一枚岩となり、今後もステークホルダーの皆様により良いサービスを早く・たくさん提供し続けることができるよう、理念をアップデートすることにしました。そして、全社員の意見をくみ取りながら社内のプロジェクトメンバー内で議論を重ね、理念を刷新しました。

2023年4月28日(金)に開催した、新理念お披露目会の様子についてはこちらからご確認いただけます!

今回は、なぜ「たんぽぽプロジェクト」なのか、そしてたんぽぽプロジェクトを進める上でのデザインの役割をデザイナー目線でお伝えします。

「たんぽぽプロジェクト」の由来

こんにちは!広報チームでデザイナーをしている小野です。

本プロジェクトは「理念はボトムアップでつくる」ことを大切にしていました。そのためには社員からの協力が必要不可欠です。みんなにこのプロジェクトを知ってもらえるよう、まずはプロジェクト名をつけることになりました。

実は、このプロジェクト名はメンバーの投票で、僅差で決まった名前でした。

  • 雑草のように「何度踏まれても倒れても」という力強いチャレンジ精神で

  • 綿毛が遠く飛んで、種をまき続け、いろいろなところで芽吹くように

  • 社会の変化に順応し、100年つづく企業になるように

「たんぽぽプロジェクト~ユースタイル100カ年計画~」には、そんな想いが込められています。また「たんぽぽ」というだれもが知っているワードという点も決め手の一つになりました。

そして、目で見たときすぐに認識してもらえるよう、ロゴもつくることになりました。

「たんぽぽロゴ」に込められた想い

ユースタイルとたんぽぽを馴染ませるため、まず「ユースタイルは“たんぽぽ”におけるどの段階なのか?」ということを考えました。

創業10年。さまざまな事業を広げながら、重度訪問介護の事業所は全国展開を目指す最中。そして、今理念のアップデートに踏み出すところ。ユースタイルはまさに「黄色いたんぽぽが踏まれてもなお立ち上がり、未来のために種を蒔こうしている」段階ではないかという答えに辿り着きました。

そんなフローを経て、できあがったロゴがこちらです。


たんぽぽロゴ
後述する「たんぽぽブック」から抜粋

このロゴは、浸透施策としてさまざまな制作物に展開していきました。

ロゴを展開してつくったもの

まずはじめに、スライドデザインをつくりました。プロジェクトの宿題や、進捗状況を社内に共有するときに使用しました。

目次
中身

オンライン会議に使えるバーチャル背景もつくりました。こちらは、社内からリクエストがあったものです。

背景 白
背景 黄色

たんぽぽ畑が広がっていくようなイメージになっています。黄色は少しまぶしいということで、白を選ぶ社員が多かったですね。

その後、あたらしい理念が決まり、お披露目会が開催されました。それに向けても、さまざまな制作物をデザインしました。中でも大仕事だったのが、新理念と「メモリアルエピソード」を掲載した「たんぽぽブック」です。

「たんぽぽブック」表紙
「たんぽぽブック」100のメモリアルエピソードのページ

たんぽぽブックについて
メモリアルエピソードには、どれもひとりひとりの想いがつまっています。お披露目会で発表できるエピソードは時間等の都合上限られているため、たんぽぽブックを作成し、100エピソード全てを読むことができるようにしました。理念や、たんぽぽロゴの由来等も掲載しています。

新理念のお披露目会を実施しました!【後編】より

これまでのたんぽぽのビジュアルに「わたげ」を追加し、次の浸透フェーズに移ったことを表現しています。

引き続き、バーチャル背景や、Slack用の絵文字などもつくりました。コーポレートロゴなどのVI(ビジュアルアイデンティティ)が決まるまでは、たんぽぽとわたげが活躍する予定です。


Credoのバーチャル背景(全10種)


CredoのSlack絵文字(ユースタイルピンクとたんぽぽイエローのグラデーション)

「たんぽぽ」による効果について

名称だけでなく、ロゴなど目に見えるかたちにしたことによって「たんぽぽ=リブランディングプロジェクト」という共通認識が社内で広まりました。

また、バーチャル背景は、社員が日々使ってくれていたことで、やや長期間の本プロジェクトが忘れられることなく、お披露目会を迎えることができました。

このように全社を巻き込むようなプロジェクトでは、盛り上げのツールとしてデザイン(目に見えること)は有効な手段だと思います。また、デザイナーとしても社内のコミュニケーションのきっかけになるようなものをつくることができ、やりがいを感じましたね。

今後は社外への発信も強化していくので、引き続きさまざまなデザインをしていけたらと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。