郷土料理行脚をべったら漬けから始めてみた
アウトドアの趣味を作ろうと思い立つ。
しばらく思案して思いついたのがご当地グルメ行脚。
ご当地グルメの一覧がないものかとネットを漁る。
農林水産省が選ぶ郷土料理の一覧を見つける。
B級グルメよりこっちのほうが流行り廃りがなくていい。
日本の伝統と文化を知ることができるのもいい。
都道府県ごとに30品あり全国で1365品もある。
毎月1品を食べたとして114年…
一生楽しめそうだ。
さて、今回は東京のべったら漬け。
塩で下漬けした大根を米麹と砂糖で漬けこんだ漬物。
江戸時代に日本橋にある宝田恵比寿神社の例祭の市で百姓が売り始める。
当時、男が縄でくくった漬物を振り回して女を追いかけ回すのが流行る。
「べったりつくぞ」と叫んでいたことが呼び名の由来と伝えられる。
現在でも宝田恵比寿神社の周辺で『べったら市』が開かれる。
今年も10月19日と20日の2日間で開かれた。
終わった後に知ったので残念ながら参加していない。
都内のスーパーで売られている。
通販でも手に入る。
水で洗わずに米麹だけを軽くぬぐって厚めに切る。
ほんのりと甘い香り。
ポリポリという歯応え。
トロリとした舌触り。
旨味と甘味の味わい。
べったら漬けとクリームチーズを和えて韓国海苔を添えてみた。
チーズ臭さが勝つ。
ポリポリにパリパリの歯応えが加わる。
ネットリとした舌触り。
旨味と甘味に酸味と塩味が加わり味わい深い。
日頃はキムチばかり食べている。
いつも同じだとマンネリ化する。
日本の漬物も食べるようにしたい。
五感にいつもと違う刺激を与えるようにしたい。
これから郷土料理行脚を楽しんでいこう。
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