ビール大国チェコ。ビールの特殊な飲み方について
プラハからこんにちは。
チェコも最近は夏日が続いておりまして、ビールがより美味しい季節になってきました。
今日は朝に用事を済ませた後、お昼にビールが美味しいレストランへ。
先に飲み物のオーダーを聞かれるので、大ビール500mlを注文。チェコ語でvelké pivo.
サーバーから注がれる黄金色の冷たいビール。言うまでもなく最高です。
さて、テーブルにはこんなものがありました。コースターケースになにか書いてあります。
実はチェコでは大きく分けて三種類あり、その中から好きな注ぎ方を注文することができるのです。それぞれどのような特徴があるのかお話しますね。
まず、一番左のHladinka。
泡とビールを分けて注ぐ方法。日本のビールもおそらくこれですよね。こうすることによって泡がよりクリーミーかつ、フタの変わりになるのでビールの鮮度も保たれるというわけです。
次に、真ん中のŠnyt。こちらはテイスティングに適した注ぎ方。クリーミーな泡とアロマを感じやすい配合なんだとか。なんとこの注ぎ方ができるのは認定を受けたバーテンダーのみ。日本ではここまでこだわっているお店はあまり見たことない気がします。
最後に、Mlíko。ムリーコと読みますが日本語ではミルクといった意味で、真っ白な泡のみを注ぐ方法。繊細でクリーミーな泡のみをグラスいっぱいに注き、柔らかい感触からほのかな甘みを感じられるのだとか。
さすがビール消費量No1のビール大国チェコ。ビールのこだわりがすごいです。そしてビールの飲み方にこんな奥深さがあるなんて驚きですよね!
食事なしでビールだけを味わうのが好きなチェコ人は多いように思いますが、私は食事とビールの組み合わせが好きです。なんといっても、チェコ料理はビールに合うんですよ。
いつかのランチで食べたもの。ミンチ豚肉がくるまれたカツに、濃厚なマッシュポテト。
また、色々なチェコ料理を載せていこうと思うので覗きにいらしてくださいね。
それでは今日はこのへんで、ナスフレダノウ〜!