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医学部学士編入試験「個人面接」対策

こんにちは、今回は私が医学部学士編入試験で行った

「面接対策」

についてシェアしていきたいと思います。まだ最終合格して間もないので、大学側のことも考えて、合格した大学の名前は伏せさせて頂きます。※分かる人にはわかるでしょうが、、、、。

私の面接対策ですが、あくまで

「個人面接」を受けるためのものであり、集団面接や研究プレゼンが必須な大学の対策ではありませんので、ご了承ください。私は、

KALSが提供する別途の面接対策講座を一度も利用していません。

これらを受講できれば良いに越したことはありませんが、私は予備校にかける予算や時間的余裕がなく、利用できませんでした。

しかし、、私以外にも、

KALSのコース受講費用で予算がいっぱいいっぱいで、

この他に色々利用すると別途料金が重むよね、、、、、

なんて思っている方、予算不足の方々に

自分の行った面接対策を共有できればと思って書いてます。

1.KALSが提供している過去問を入手して問答集を作る。

面接対策を受講できなくても、この過去問が入手できること、これは最大なるKALSメリットですね。日本の地方大学では、必ず地域医療のことについて訊かれますし、過去問を入手して実際に訊かれたことを参考にすることは必須だと考えます。私の経歴として

    海外でしか社会人経験がない

ですし、

  自分が受ける大学の地域とは縁もゆかりもない

です。こんな自分が、日本の地方大学の面接を受けてもきっと敬遠されるだけだろうと予測しておりました。地域出身でもない私が、地域への親しみをアピールしても逆効果でしょう。しかし、

「できることはある」と信じて、

過去問に出てくるような質問に答えられるように、

大学の置かれた地域の医療課題をよく調べました。

この知識を活用して、面接で

「大学への誠意を示す」

ことだったら可能だと考えました。面接官に、

「この受験生、うちの大学のことや地域のことよく調べてくれているなあ、相当うちの大学に入りたいのだなぁ。」

と思わせることは可能だと考えました。

まず、過去問に載せてある地域医療に関する質問に答えるために行った最初のステップとして、その地域の役所が公布している

2. 「保健医療計画」や「〇〇医師確保計画」をよく読み込む

ことをしました。必ず役所のホームページに載せてあると思うので、これらに目を通します。そして、地域の医療課題を抽出して、その状況を数値を含めて説明できるようにし、最後に解決策を述べられるようにしました。

例えばこんな感じ、

想定質問:北海道の医療状況について知っていることを述べてください。

応答:はい、まず「医師の偏在」が課題となっている状況が挙げられるかと思います。2016年度の厚生労働省の調査によりますと、10万人当たりの医師数は、札幌や旭川では238.3人と、240人の全国平均水準となっているのに対し、根室、日高、宗谷圏域では全国平均の50%未満となっているという状況であることを認識しております。

想定質問:その状況に対して考えられる対策は何かありますか。

応答:はい、医師偏在の解決策としまして、地域に定着する医師数の確保のために、地域の大学、大学病院が主体的に対策を講じれるよう、体制を整備することではないかと考えます。貴学は、国立大学として初めて地域枠を医学部に導入し、安定的に道内に医師を輩出する仕組みを構築されました。貴学のように、全国一律の枠組みに縛られるのではなく、国立大学であっても、地域特有の医療課題を解決するための医療人を育成することで、「医師の偏在」という問題に対処することができるのではないかと思います。このような大学独自の取り組みを、国が全面的に後押してくれることも重要だと考えます。

注)あくまで例えなので、内容を突っ込まないでね。あくまで、参考程度にして丸々転用しないでくださいね。こっちは恥ずかしいのに公開してるんですから(笑)。

ちなみに、根室、日高、宗谷といった地域市町村の名前にふりがなをふって覚えられるようにしときました。細かいことですが、これを間違えてしまえば「終わり」なので、、、、。

また、圏域ってどっからどこまでの指すのか知らなかったので、調べたところ以下のような定義になっているそうで、共有します。

一次医療圏・・・・・市町村単位。日常生活に密着した医療。

二次医療圏・・・・・複数の市町村を組み合わせて一般的な医療を提供。

三次医療圏・・・・・都道府県単位。先進的技術を必要とする特殊な医療に対応する範囲。

だそうです。地域医療のことを調べると、必ず「圏域」という用語が出てくるので、定義を知っておいて良いに越したことはないでしょう。

また、大学の学長が出版している本、学長がm3などへ載せているインタビュー記事、Googleで学長の名前と、医師偏在 と言ったキーワードで検索し、インタビュー記事を読み込み、学長の意見を知っておくようにしました。このリサーチ、とても重要だと思います。

3  . 以上のような問答を作成して、ひたすら口頭練習する。先生や友人に練習してもられば、尚良し。

です。また、実際の面接までに準備が不十分で時間的に余裕がなければ、

4.「なぜ医師になるのか」「なぜ本学科なのか」に対して、志望動機書と合致した内容で答えられるように練習する

だけで面接の大部分を制覇することになると個人的には思います。

私は通算8校受験して、2校面接に臨みました。

2校の両校で、以上の二つの質問は

面接官が前のめりに聞いてきた印象を持ちました。

これらの質問は最重要だからでしょう。

よって、時間がなければ予備校の先生に面接の練習をしてもらう必要は決してありません。ただ、予備校の先生に志望動機書を見せた段階で、内容に対して

ダメ出しをくらっていなければ、その内容を面接で言えば良いだけです。

この最重要質問で大失敗を逃れることができれば良い。

と個人的には思います。

他の質問やその他事象は、はっきり言って

「くじ引き」みたいなもの。

どんな面接官に当たるのかとか、予想不可能なわけですし。

だからこそ、必ず訊かれる質問への対応だけは準備可能であり、

「なぜ医師なのか」、「なぜ本学科なのか」この2問

への応答だけを徹底して考え準備し、事前に客観的な立場の人からお墨付きをもらっていれば、面接は乗り切れると考えます。

これは、自分が正規合格した大学に限ると思いますが、

15分間で平均9問質問されるということが分かっていたので、

5.1問につき1分半で答えられるようにする

ように練習して、本番に臨みました。

まとめ

過去問入手する
保健医療計画読んどく。
「なぜ医師か」「なぜその大学なのか」説得力を持って言えるよう練習
学長が出版している本や、インタビュー記事読んでおく
1問につき1分半で答えられるようにする

私は以上のことを面接対策で行いました。

いかがでしたでしょうか。

私は通算2校しか面接へ行けませんでしたが、

次回はまずそのうちの1校の

「面接体験記」

書こうかと思ってます。これらには実際に聞かれた質問が入っていますが、別にnoteは金儲けでやってるわけでもないし、無料に編集しました。これからもボチボチ暴露していきますので、皆さんの試験準備の参考になれば幸いです。

では、ここまで読んでくれてありがとうございました。

ご健闘お祈りします^^








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