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クリエイティブやイメージの力を使った、コンサルティングサービス始めます。

僕は長らくデザインやクリエイティブディレクションといった領域で仕事をしています。デザインの領域って多岐に渡りますが僕がよくやっているのは書き出してみるとこんな感じ。これは「デザイン / クリエイティブ」にまつわる部分だけを書き出してみています。

・グラフィックデザイン領域
Webサイトや書籍、小冊子、ポスターなど「視覚的に伝える」に関するデザインの仕事。伝える、整理する、見えないものを可視化する…そんなこともやってます。僕の場合は絵を描く(イラスト含む)ことも得意なので、一人で結構な領域ができちゃうとも言える。

・ブランディング
企業やサービスのアイデンティティを視覚的に表現する仕事。わかりやすいのはロゴマークを作ったり、そのイメージを展開してツールを制作すること。個人のサービスでもこの考え方は展開可能で大企業だけに適応される考え方ではありません。サービスや商品、あるいは企業の価値って視覚的には伝わりづらいものもあるので、それを作る仕事です。また、サービスと消費者(クライアント)との接点が多岐にわたる時代でもあるため、「どこで触れても同じ顔」になるようにするのもこの仕事。

・映像編集
映像表現は多様なジャンルですが、複雑なアニメーションや3D表現"以外"のものであれば結構実はやっています。自分のYouTubeチャンネルも立ち上げてみましたし。映像編集は文脈の理解と切ってつなげるテンポが肝心だろうとお思っていて、複雑なテクニックはあまり使いませんが、シンプルで楽しい表現を目指してやってます。

・空間やプロダクトに関する領域
工場や加工の専門家と協業して空間のデザインとか立体物のデザインなんかもやってます。以前務めていた会社は子どもの遊び場や玩具を作っていたので、遊び場に関わるようなことも。

・その他
デザインのノウハウや、これまでの経験をもとに、子どもと遊びに関するコンテンツやプログラム開発、記事執筆、教える仕事、なんかも機会を頂ければ行っています。最近は保育園で表現あそびの時間の先生(?)をやらせてもらったり、小学生向けにクリエイティブ思考の先生(??)をやらせてもらったり、なんてことも。先生というのも憚られますが。。

書ききれない部分もあるのですが、僕のできることの1/3くらいがこういったものです。いわばクリエイティブ事業って感じ。

僕のデザインの流れ

デザインという仕事は結構やる人によってその流れが違ったりすると感じています。「肉じゃが」を作るのであれば誰でも同じレシピで再現可能ですが、デザインは担当するデザイナーによって成果物までのアプローチは随分変わってくる。

僕の場合はというと、「聞く・聴く」ということにとても時間を割きます。例えば、ブランディングという領域での流れを示してみます。クライアントは新しいサービスを立ち上げたので、それを広く社会に伝えたいと思っています。
デザインの流れはざっくりいうとこうです。

①聞く
サービスの内容、詳細を聞く。特に聞きたいと思っているのが、そのサービスの価値がなんなのか?どこにあるのか?その特異性(優位性)は何か?どこを大切に考えているのか?なぜそのサービスを始めるのか、事業の目的ってもちろん利益もありますが、理念的な目的やユーザーにとっての役割なんかを聞き出すことがとっても大切だと思っていて、そこに時間を割いています。つまり見た目には表れていない価値を聞き出すって感じ。

②考える
①で伺った「目に見えない価値」をどうしたら見えるのか?伝わるのか?ことを試行錯誤します。もちろんデザインのプロセスなのでただ考えるだけではなく、あーでもないこーでもないと形にすることを試しながら考えます。

③提案する
これも大切なプロセスの一つで、デザインしたものをクライアントにプレゼンするわけですが、プレゼンで大切だと思うのは、それを伝えて納得してもらうことではなく、そこから一緒に作り始めるという感じ。デザインはデザイナーだけで行うというよりは、クライアントと一緒に作り上げる作業だと思います。

④ごのうひん〜
という感じです。これはもちろん代表的な例であって、実際にはもっと多様なケースが存在しています。

デザインしないデザインのプロセスをご提供します

さて、ここから本題です。近年よく感じていることがあります。「ブランディングをお願いしたい」とご依頼をいただくのですが、お話を伺っていると新しいものを作る必要はない、という結論に僕が至ってしまう。
「新しいサービスのWebサイトを作りたい」というデザインのご依頼をいただくのだけど、話を聞いているうちに必要ないと感じてしまう。
これは時代の変化もあります。10年前なら情報発信といえばWebサイトを利用するというものが主流でしたが、今ならばSNSでの活動が前提になったりします。ホームページは持たずに、SNSだけで知名度を高めて運営している商品や店舗、サービスというのはたくさん存在します。
ブランディングも同様で、クライアントは「なんとかしたい」と思っているのですが、何かを作る必要がないと感じてしまう。既存のデザインの枠組みだとそこで話はおしまいなのですが、クライアントが求めているのは、
「話を聞いて整理整頓を手伝ってほしい」
「情報の流れをどうにかしたい」
「SNSはたくさんやっているけど、メディア特性を理解しきれていない」
「事業は展開しているが、自分たちの価値がなんなのかわからなくなってきた」

とまぁ、実は「新しいものを作る」に限ったものではないんです。

ということで、始めます。

実は現在もお引き合いをいただいてやっていることなので、新しいことを始めるわけではないのですが、やりたいこと、やっていること、事業化していること、これから事業として育てていきたいこと。色々ありますが、そういったもののお話を伺って、整理して、見えざる価値を見出し、必要ならば言葉に置き換える。という部分を行うサービスを始めようと思っています。

言うなれば、デザインのプロセスのデザイン以前の部分をサービスとして提供するということです。コンサルティングといえば一般的ですが、ちょっと発想の飛躍も大切にしたいところはクリエイティブが出自たる僕の特徴だと思う。それ以外にも瞑想を通じた意識の学びなんかもやってますから、直感力もふんだんに利用します。ただ、直感的に思ったことを伝えるだけでは行動に移しづらいでしょうから、なぜその直感が正しいと思えるのか?ということも可能な限り論理立ててお伝えします。論理的に組み立てることと、インスピレーションにロジックを与えることの両側から歩み寄る相談役という感じで使ってもらえれば。タロットで道を示してもいいけどね(笑)

個人でも、組織でも

対象は個人、組織どちらでも構いません。新規事業でも既存事業でも。学んできたことを仕事にしたい!とかそんなことでも使いようがあるかも。

要はね、ここに"いちご大福"があるとして、それを"美味しそうないちご大福です"と言うのは誰でもできる。見えていることの説明です。だけどいちごその大福の裏に隠れた、製法のこだわり、職人のテクニック、他との違い、ここだけの特徴などって言葉にしづらいこともあるし、自分たちにとっては当たり前すぎて、そこに価値があるなんて思ってもいないこともある。そういったものを顕在化させるというわけです。

選べるコースは3種類

単発でのご相談なら1.5〜2時間で¥35,000
3回セットで¥100,000
※それぞれ税別
基本オンラインです。毎回レポートを提出します。経験上1回ではゴールまでたどりつかないことがあるので、3回セットを用意しました。

さらに、お話で伺ったことを体系化してドキュメントとしてまとめるところまで行うこともできます。ポートフォリオと呼ばれたりしますが、その制作です。これは別途お見積もりとしますのでお問い合わせください。もちろんこれまで通りデザインのご相談も。

peterpon.tokyo@gmail.com

しかしこの聞いてまとめて〜という力、自分にも発揮できたら良いのにねぇ。。人のことはよくわかるけど、自分のことはイマイチわからないものなんですよね。


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