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Zoom&Paypalで開く有料オンラインイベント相性の良いもの相性の悪いものを考察してみた

昨夜、ZoomとPaypalを連携させて、有料のオンラインイベントを手軽に開く方法を検証してみました。以下のnoteにまとめています。

Paypalを利用すると購入者の住所氏名が主催者に通知されてしまうこともあり、ちょっと取扱注意だなと思ったのですが、こういうのがあまりデメリットにならないイベントならいいんじゃないかと思いました。

以下に考察の過程を。

【向いてそう】すでに存在するファンクラブの会員向けイベント

ファンクラブに登録している人は、住所氏名がファンクラブ事務局に渡っているはずです。そういう人には、別に今さら住所氏名が通知されても特に何も思わないことでしょう。ファンは年賀状や誕生日プレゼントを送ったりもしているはず。

このように、すでにファンと事務局とで実名での連帯ができている状況下では、全く問題にならないような気がします。

ファンとしても、外出がしづらいこの時期に、オンラインで直接語りかけてくれるイベントは歓迎してくれるような気がします。

【向いてそう】ビジネス系のセミナー

ビジネス系のセミナーは、受付時に名刺を出したり住所を書いたりすることが当たり前なので、実名を出すことはそんなに抵抗がなさそうです。住所についても、気にする人は会社の住所にするでしょうし、そもそも生活していればはあちこちで住所を書いているわけですから、ビジネス系の内容なら、そこまで気にする人はいないかもしれません。

【向いてそう】抽選でプレゼントがあたるイベント

サイン入りのポスターや台本が当たるとか、そういう企画があるものの場合、事前に送付先になる住所氏名を登録することに抵抗はなさそうです。

これも「ファンクラブ会員向けイベント」の一部になるかもしれませんが。

ちなみに、購入者全員にプレゼントを贈ろうとするとうっかり制作費や送料で赤字になったりするので、そこは慎重に収支設計が必要かもしれません。

【向いてそう】オンラインショップをやっている会社が企画としてやる

ECサイト(オンラインショップ)はすでに個人情報を適法に取り扱う体制ができているので、そこが付帯サービスとして有料オンラインイベントの開催をサポートするとか、自分たちで企画するというのはアリだと思います。

楽器屋さんのECサイトがミュージシャンを招いてトークイベントするとか。ファンクラブサービスを提供する会社が付帯サービスとして実施するとか。そういう可能性はありそうです。

【向いてなさそう】YouTuber/Vtuberのように、ファンがハンドルネームで応援することが定着している分野

インターネットで立ち上がったファンコミュニティの場合、Twitter名などで普段はコミュニケーションしているので、実名を出すことに抵抗があるファンは多いことでしょう。

こういうう場面には、あまり向いてなさそうです。ファンコミュニティが匿名メインかそうでないかは、気にした方が良いポイントでしょう。

【向いてなさそう】音楽ライブのように音質が求められるイベント

Zoomは会議用のツールのため、人間の声の成分だけを聞き取りやすくする補正が入っているような気がします。ミュージシャンの人が言ってたので多分そうです(笑)。

ですので、伴奏も含めた音楽を届けようと思うと、Zoomは向いてないかもしれません。

音楽ライブだと、ニコニコチャンネルで月額会員に入ってくれた人向けにチャンネル限定配信をやるのが、主催側には一番手軽のような気がしています。

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いずれもただの考察にすぎませんが、昨日の実験を行って考えてみたことでした。

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