カードのトランプで脳を鍛える
こんにちは。ヒビキです。
今回は、脳を鍛える方法で、身近にあるカードのトランプを使った物を
2つ紹介します。(写真に載せてるのは2つ目のトレーニングの様子です。
どんなトレーニングかはお楽しみに!)
まず、一つ目を紹介する前に……。
あなたはトランプ(1~13の4マーク)を全部足すといくつかご存じですか?
……。
答えは364です。
計算方法は、
同じ色のマーク(スペードとクローバー・ハートとダイヤモンド)を使い
片方は、A,2,3,4……と数字の小さい順から左から右に並べ、
もう片方は、K,Q,J,10……と数字の大きい順に左から右に並べ、
上から順番に足すと1+13=14、2+12=14…とすべて14になるため、
14×13(組)=182
2組マークがあるので、182×2(セット)=364となります。
さて、最初の脳を鍛えるトレーニング方法は、
つい最近まで放送された『ドラゴン桜』の原作で紹介された方法
です。(ドラマは観てないので、ドラマでもしてたかもしれませんね。)
やり方はすごくシンプルです。2人1組の方がトレーニングになります。
(もちろん一人でも出来ます。その時はタイマーかストップウオッチが
あるとより良いです。)
やり方は、カードのトランプで出てきた数字を順番に足し算していき、
全部のカードを出し終わった時に364になればその人の勝ちという、
計算力が確実に向上するトレーニングです。
(逆に364から出た数字を引いていって全部出したときに0になた人の
勝ちというより高度なトレーニングもあります。)
……。これだけだと、元々あったものをそのまま出しているだけなので、
ワーキングメモリをがっつり鍛えるトレーニングを紹介します。
やり方は、数字が書いてあるカード(2~9の8枚)を4つのマーク全て準備
します(計32枚)。
それをシャッフルして数字の面を表にして、見えている面の数字とマーク
を覚えます。(スペードの3という感じです。)
覚えたら、そのカードを裏にして真ん中に置きます。
真ん中に置いたカードが何だったか口に出して言った後で、合っているかどうかめくって確認して、そのカードは脇に置いておきます。
この確認作業の間に、次に見えている面の数字とマークを覚えます。
(今回は、スペードの3と言いながら、ダイヤの8を覚えます。)
それを数字が見えている面がすべてなくなるまで続けます。
(口でダイヤの8と言いつつ頭でハートの2を覚える。ハートの2と言いながらハートの9を覚える……といった感じです。)
これを1セットとし、間違いが4枚以下になるまでは同じ方法で行います。
出来るようになったら、真ん中に置くカードの数を2つに増やします。
(スペードの3を見てカードを裏にして真ん中に置き、ダイヤの8を見て真ん中に置いたカードの右に置きます。)
そして、最初に置いたカードが何だったかを口に出していったあとで確認し、次のカードを覚えます。
(スペードの3と言いながらハートの2を覚えます。)
そして、右に置いたカードを真ん中に寄せ、覚えたカードを右に置き、真ん中に置いているカードが何だったかを答えます。
(ダイヤの8と言いながらハートの9を覚えます。)
これを全てのカードが無くなるまで続けます。
これを1セットとし、間違いが4枚以下になるまでは同じ方法で行います。
間違いが12枚以上になったら、覚える数を1枚に戻します。
出来るようになったら、真ん中に置くカードの数を3枚、4枚…と増やしていきます。
増やす基準は間違いが4枚以下、減らす基準は間違いが12枚以上です。
このトレーニングは、
『東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修
ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング』
のワーキングメモリーを鍛えるトレーニング(通称鬼トレ)を
カードのトランプで出来るようにアレンジしたものです。
本当に効果があるかどうかは保障できませんが、書いてある文字を見る
だけでも脳に効きそうな感じがしませんか?
あ、ちなみに、一つだけ注意して欲しいことがあって、
ワーキングメモリートレーニングは1個のトレーニングに1日5分
(上に書いてあるものだと3セット)までしかしてはいけないことです。
やりすぎてしまうと、逆に脳が痩せ細ってしまうのだそうです。
以下、社長が訊く『東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修ものすごく脳を鍛える5分間の鬼トレーニング』より引用します。→URL https://www.nintendo.co.jp/3ds/interview/asrj/vol1/index4.html
脳を鍛えるのに、脳が痩せ細るってすごく不思議なことですね。
そんな感じで、今回はカードのトランプを使った脳の鍛え方について書いていきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【追記】
後半のワーキングメモリトレーニングを実際にやってみると、
正解したものと間違えたものを分けて置くと、正解率が分かるので、
脇に置く際に正解と不正解のカードを分けて置いてみて下さい。
(一番最初の写真の左の部分のように分けると良いです。)