ひきこもりシステムと回復の道筋について
こんにちは。ヒビキです。
今回は、ひきこもりのシステムがどうなっているかと、そこから回復するための道筋について書いていきたいと思います。
精神科医でひきこもりに詳しい斎藤環氏によると、通常の社会システムは、個人と家族と社会にはそれぞれ接点があり、相互に作用しながら生活を送っていると言います。
ひきこもりになってしまうと、個人と家族、個人と社会が断絶するのは自然に理解できるとして、家族と社会も断絶してしまうということが言えます。それは、家族がひきこもりの当人がいることによって、社会からどう思われているか分からない。良く思われてないかもしれないということで、社会から離れてしまうということもあるからです。
そこから回復する道筋を紹介します。「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」によると、まず、家族支援から始めるのだそうです。家族がひきこもり状態にある当人のことを支援できる状態でないと、当人に第三者が支援する道筋がつかないからです。その次に、当人への支援と、引き続き家族支援が行われます。その後、当人が集団での生活を送るための支援が行われ、就労支援が行われます。ただ、ここで注意しておきたいのは、就労がゴールとは限らないという点です。当人がどう過ごしていきたいかということが第一に考えられるものだとされています。
以上、ひきこもりシステムと、回復の道筋についてでした。
私、ヒビキは現在中高生を対象としたフリースクール事業「NESTING(ネスティング)」に参加しています。「NESTING」というのは、日本語で「巣ごもり」という意味です。「今のままの君でいい」と後押しできるような活動をしていく予定です。
6月24日(金)11時からハンドメイドクラフト体験会(レジンを作ります)を開催します。
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それでは今回はここまでにします。また次回お楽しみに!
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