見出し画像

leicaを楽しむ。


 ローキー。露出は切り詰め。
 自分の好きなテイストだ。
 が、子どもができてから、露出は明るめになった。
 だから時々、こうして暗めに撮ろうとする。

 ライカは4000分の1秒までしかない。それでF値の明るいレンズを使うとすぐに限界がくる。それでNDフィルターをかませたりする。そんな面倒なことまでして、なんで僕はこれを使っているのか、と考えてしまう。
 でも、写真を撮るという行為を楽しみたいのであれば、やはりライカはその目的に適ったプロダクトだ。そう思いこんでみる。

ジーンズと同じだ。
作業用として作られたものだが、丈夫だということを除けば、生地は伸びないし、防風でもないし、勝手悪いことこの上ない。
だけど、やっぱりかっこいい。

楽しむというのは、つまりはそういうことだと思う。

いいなと思ったら応援しよう!