ロシア・ヴォルガ河クルーズ(モスクワその2)

芸術の都・モスクワ
代表の最たるものは、ボリショイ劇場のオペラ・バレエでしょう。
とりわけ、バレエの世界ではサンクトペテルブルグのマリインスキー劇場と
並び称される世界最高峰の劇場です。マリインスキーは宮廷を起源とし、皇族、貴族階級を
対象にした劇場でしたが、ボリショイは地元の公爵が開設して、裕福な商人階級に支持された
劇場でしたがロシア革命後、首都がモスクワに移されてから、マリインスキーのダンサーなどが
モスクワに移り、ヨーロッパの劇場に比肩する劇場になりました。
特に、チャイコフスキーの三大バレエ、「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」
ハチャトリアンの「スパルタクス」を主なレパートリーとし、パリやウィーンの劇場にも
大きな影響を与えました。

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(オペラ、バレエの殿堂・ボリショイ劇場・・・Wikimedeaより)
ロシアはオペラ、バレエのほかに、演劇も大変盛んで、モスクワには、名だたる劇場が
たくさんあります。
代表格は、マールイ劇場、ほかに、ワフタンゴ劇場、ユーゴザーパド劇場、フォメンコ工房など
があります。
毎年、ユーラスツアーズでは、ロシア演劇鑑賞の旅を同行講師付で夏休み明けの9月中ごろに
実施しております。今年は、コロナ問題で実施できるかどうか微妙です。仮に、今年、実施
できない場合でも、来年の9月には実施予定ですので、お待ちいただきたいと思います。

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(マールイ劇場・・・Wikimedeaより)
次に、ロシア人画家の絵画作品のコレクションはトレチャコフ美術館に収蔵されています。
サンクトペテルブルグのロシア美術館と双璧です。
また、ヨーロッパのとりわけ、印象派とポスト印象派の絵画コレクションで有名な
プーシキン美術館の別館にもぜひ寄りたいところです。
残念ですが、画像はすべてクレジットが入っていますので、ここに掲載できません。
美術書などでご覧いただきたくお願いいたします。
因みにですが、上記の三つの美術館にエルミタージュ美術館を入れて、ロシア4大美術館の旅も
お薦めですので、サンクトペテルブルグ、モスクワにゆく機会がありましたら、是非、
お立ち寄りください。ロシア人画家の作品はなかなか目に触れる機会がありませんが、
一部ご紹介しますと・・・ヴァシリー・ベロフの「ドストエフスキーの肖像」、イワン・
クラムスコイの「見知らぬ女」、ワシリー・カンディンスキーの「コンポジションⅦ」
マレーヴィッチの「バケツと女」など、たぶん、どこかでご覧にになった絵もあります。

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(プーシキン美術館別館・・・Wikimedeaより)

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