天正遣欧使節団の足跡を追って(マドリッドその4)
王宮、プラド美術館、ソフィア王妃芸術センターとマドリッドの見所をご案内してきましたが、もう一つ時間があったら寄ってほしい美術館に、ティッセン・ボルネミッサ美術館があります。
14世紀から近代までの作品に驚きます。
名前のティッセンはドイツの財閥ティッセン家。ボルミネッサはハンガリーの財閥。この両家がスペイン王家と関係が深く、両家のコレクションを展示しています。
イタリアのドゥッチョをはじめ、ヤン・ファン・エイク、デューラー、ホルバイン、ティツィアーノなど巨匠と呼ばれる歴代の画家たち、そして、ゴッホ、ピカソまで、ヨーロッパの絵画ファンには堪えられない魅力あふれる美術館です。プラド美術館の近くですから、ついでと言っては失礼ですが、寄ってみては・・・
絵画は、クレジットが入っているものばかりで大変残念ですが、ここで、紹介できません。
美術書・・・いや、実際、現地へ行ってご覧ください。
美術館の外観だけでも・・・
(Wikimedeaより)
次に、マドリッドの日本橋よいうか・・・真ん中の、プエルタ・デル・ソル(太陽の門)
と呼ばれる広場。写真でご案内します。
(Wikimedeaより)
プエルタ・デル・ソルの起点"0”を表す標識
Wikimedeaより)
マドリッドの大聖堂・・・アルムデナ大聖堂
建設計画は16世紀にあったが、できたのは1993年。スペインカトリックの大聖堂で、近代建築の要素をふんだんの取り入れた建造とのこと。
(Wikimedeaより)
昔はよく、スペインに行ったら、闘牛を見たいという声をよく耳にしましたが・・・スペインには、方々に闘牛場がありますがここマドリッドにはそのスケールで、世界に3番目に大きなラス・ベンタス闘牛場があります。23,000人強の観客が入ります。
闘牛は残酷でいやだという声ももちろんあるので、団体旅行では、ほとんど場合、希望者のオプショナルツアーの形で実施されていますが・・・これも一つの文化としてご覧になる機会があればお薦めします。以下に外観の写真と中の写真をご紹介しておきます。
闘牛は毎日曜日と休日に行われます。当然ですが、強い日差し側の料金は安くなります。
(上下2枚ともWikimedeaより)
もう一つのスペインの文化にフラメンコがあります。これも、一度はご覧になることをお薦めします。
もともと、スペインの南部アンダルシア地方のジプシー音楽の歌に合わせた踊りと演奏(ギターと手拍子)。フラメンコショーはタブラオといういいますが、マドリッドや本場セビリアなどではレストランで食事が出て、ステージを設けているところがほとんどで、夜の7時頃から、深夜までやっています。
(Wikimedeaより)