ロシア・ヴォルガクルーズ(サンクトペテルブルグその5)

サンクトペテルブルグの市内観光の中で、異彩を放っている建物が、血の上の教会。
何やら物騒な名前がついていますが、その名の通り、1881年3月13日、ロシア皇帝
アレクサンドル2世が暗殺され、1907年、最後の皇帝・ニコライ2世のときに、
暗殺された場所に建てられました。
その後起きたロシア革命、対独戦争等で破損しましたが、修復されて美しい教会になりました。

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(Wikimedeaより)
教会内部はモザイク画で装飾されて目を見張るものがあります。

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(Wikimedeaより)
次に、ロシア・バレエの殿堂、モスクワのボリショイ劇場と並ぶ、マリインスキー劇場。
ソビエト時代はキーロフ劇場と呼ばれ、年配の方々には、こちらの名前の方が通りが
良い劇場です。
この劇場で、眠れる森の美女、くるみ割り人形、白鳥の湖が初演されたことでも有名です。
現在の音楽監督はヴァレリー・ゲルギエフ氏。名プリマとして一世を風靡した
ウリヤーナ・ロパートキナが2017年に惜しまれて引退しました。
なお、プーチン大統領が2012年にウラジオストックでエーペックが開催された折に
ウラジオストックにマリインスキー沿海州劇場を建設する指示をゲルギエフ氏に命じて
下記のような立派な会場ができました。日本から2時間半でロシアの最高のバレエを
鑑賞できることになり、評判を呼んでいます。
毎夏7月下旬から8月にかけて同劇場でサマーフェスティバルが開かれ、サンクトペテルブルグの
楽団、バレエ団がやってきます。今年はコロナ禍で中止になっていますが、来年の
夏には、また開かれると思いますので、計画に織り込んでみてください。

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(Wikimedeaより)

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(Wikimedeaより)
サンクトペテルブルグの見どころの最後は
ロシア人画家の殿堂・ロシア美術館。ミハイロフ宮殿内にあり、かつては、ニコライ2世の父
アレクサンドル3世記念ロシア美術館と呼ばれていました。
絵画は残念ですが、クレジットが入っていて掲載できませんが・・・
いくつか、必見の絵画と作者を挙げておきます。
作者不詳ですが、15世紀の「ノヴゴロドの聖ゲオルギー」が最も有名な絵画。
カール・ブリューロワ・・・・・ポンペイ最後の日
イリヤ・レーピン・・・・・・・ヴォルガの船曳
カジミール・マレーヴィッチ・・黒の正方形
アイヴァン・アイヴァゾフスキー・・第9の波

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(Wikimedeaより)

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