Sissy_yuuka

Sissyな私のセクシャリティな告白と考察を中心に

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最近の記事

おぞましき歓喜の宴(創作)

「こん家ではな、大人になる時の仕来たりちゅうもんがある。おめぇは長男じゃども、そんことを過ぎんことにゃいつまでたっても跡取りにはなれんのじゃて。」 とある地方の山村にある清水家の大屋敷。古くは庄屋の血筋であり、この地方随一の力を持つ旧家。 その家の最も古い住人であるトミの大婆さまが、ひ孫の祐樹を前に諭していた。 「おめぇもそろそろ通らんことにゃぁ弟に先をこされちまうで。なんてことになりゃ清水の大恥じゃ。」 祐樹は屋敷の一番奥まった場所にあるトミの部屋に居座り、机に向か

    • 投稿者K

      過去に「香穂留のホームページ」というサイトを開設されていた方をモデルにした物語。 もし私が女性だったら、こんな変態妄想を抱く人になっていたかも知れません。 内容は相当アブノーマルです。汚ない描写も含まれていますので、ご注意ください。 (1)  あと1分で18時。  安藤香穂留はスマホに目をやり、時間を待った。  周りの女子社員達は帰り支度を整え、アフターの話で盛り上がっている。女同士で食事でも楽しむのだろう。香穂留は、仕事でもプライベートでも、そうした女子社員達とは群れるこ

      • 映画「カストラート」の感想 〜失うものと得るもの、去勢願望者からの視点〜

        普段、それほど映画を見ない方なのですが、 ある方から、興味深い映画作品を教えられ、いても立ってもいられず、どうやって視聴しようかと調べてみると、ネット配信はされておらず、DVDを取り寄せての視聴となりました。 ちょっと普通の感想文ではありません。私自身の願望も思いっきり差し挟まっていますので、その点はご容赦願います。 女性が教会で歌うことを禁じられていた古い時代のヨーロッパで、ソプラノ声域を担わせるため、変声期に去勢を施された「カストラート」と呼ばれる歌手が存在しました。こ

        • 歪談ー私の性意識

          私の歪んだ性意識がどのように醸成されていったかを告白します。ノンフィクションです。人によって気分を害される内容が含まれているかと思いますので、ご注意ください。 振り返れば幼い頃から、男女の間の性の壁を強く意識していたように思います。 記憶があるのは3歳ぐらいからですが、最も古い記憶では、近所の1つ下の女の子が、よく自宅の玄関先でおしっこをしていた光景が焼き付いています。 家の中にもトイレがあるはずなのに、わざわざ外に出てするのかが不思議でしたが、パンツを下し、しゃがみこんで

          マゾ崇韓

          物心ついた頃からマゾヒズムというタブーな性嗜好を背負ってきた私が、つい最近、崇韓というワードに触れ、新たな境地を迎えた気分になっています。 これまで、「家畜人ヤプー」に代表される、白人至上主義とマゾヒズムとの関係性については、密かに興味を持っていました。他の人種への劣等感を刺激されると、人としての上昇、幸福願望がその場で真っ二つに切り裂かれ、絶望の2文字を突き付けられているような感覚に陥ります。その絶望の前には、反抗よりも従属することで安定を得る方が自分にとって幸せな事だと

          マゾ崇韓

          男性放棄と幼児退行(プレイ願望メモ)

          私は物心ついた頃から女の子と違うことへの疑問と憧れがありました。 小学校低学年で姉のタンスの引き出しから下着類を拝借して身に着けては興奮していた覚えがあります。 一方で、男が女になりたがることはタブーであること(今ではそうでもなさそうですが)もよく理解していて、男性に求められる社会的役割を果たさないといけないプレッシャーと闘ってきました。 こうした背景が性的に屈折したものとなっていると感じています。 具体的には、男が女になろうとすることは、ある種の劣化だという意識があ

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          汚恥果(オチジク) 第1章

          かなりナニな内容の小説ですのでお気をつけて タイトルからご想像ください。 (1) 客のまばらな昼下がりのファミリーレストランで、西井は独り、人を待っていた。スマホの画面を表示させると時計が表示される。約束の時刻まではまだまだ余裕がある。 ブラックコーヒーを飲みながらスマホを操作していると、たまに店の入り口の方から、店員が客を送り迎えする声が聞こえてくる。ランチタイムのピークを過ぎた店内は客の出入りも少なく、店員の接客にも余裕が感じられる。 席の背後にある窓に目をやると、穏

          汚恥果(オチジク) 第1章

          ボクの記念日

          (一人称を“ボク“に変えました) 歪んだ性嗜好の入口に立っていた中高時代を思い出して書いてみました。フィクションと取るかノンフィクションと取るかはあなた次第。 改行、段落などの体裁は適当です。 高1の2学期、中間試験1週間前の部活休止期間。S君に勉強を教えてもらう為に彼の家に行った時の話。 勉強とはあくまで口実で、本当はだらだらと世間話をして遊ぶのが目的。とはいえ、ボクとしては、あわよくばという別の目的も秘めていたのだが、、、。 真面目で純朴で優しい性格のS君。 ボク

          ボクの記念日