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教育系NPOに関わって学んだことの振り返り

今年の3月まで約1年半関わっていた教育系NPO団体で学んだことをメモメモ。

忘れないようにメモメモ。

◯対話編

ここで行ってたのは分かりやすく言うと中高生のお悩み相談。
多分100人以上とはお話ししたような気もする。

ここで学んだこと。

・何かを与えようと思うな

教育に関わるということの入り口の多くは何かを与えたいと思って入ってるはず。
かつパッケージがお悩み相談のようなものであり、年齢も必ず自分の方が上である。

必然的にアドバイスなどしたくなる構造だが、アドバイスなんていらない。

相手はお前(自分)じゃない。たかだか21年しか生きてないやつの経験を振りかざすな。そんな必要は対話において一切ないということを学んだ。

・相手に興味を持つ

対話において必要なスタンスはこれオンリーで良いと学んだ。

先程書いたとおり、何かを与えようといったスタンスはいらず、相手がなぜそう思ったのか、どういう感情なのか、その背景はなんなのか。

相手に興味を持つだけで、相手の思考が整理され言語化されるというのを知った。

・自分が思ったことはそのままぶつけろ

人は何をもって頭が良いであったり、絵が上手いであったり、運動が得意としているのか。

多くは何か比較対象があるからこそわかったりする(いわゆる相対主義っていうのですかね。)

だからこそ共感するだけではなくて、自分の価値観、思ったことをぶつけて、相手の輪郭をくっきりさせることの重要性を学んだ。

なんもないっていう人はいなくて単に認識の問題だと。

◯組織編

・エコシステム、文化の偉大さ。

エコシステムとして築かれていたコミュニティがコロナ禍によって無くなり、組織・新事業として新しく文化、コミュニティ形成の難しさを実感。

入り口と出口の設計の重要性。要求するベース、基準を明確にしないといけない。

そうしないと居心地を求める人だけが残り全体の質がさがる。
場合分け重要。
特に自分で運営していたプログラムで実感。

文化を作る上での基準が大事。良い悪い関係なしに高い基準を追求しないとダレる。

中高生向けにプログラミングのコミュニティを作ったが、低い基準を追求したが故に、居場所を求めてる人が残り、意欲がある人は合わず抜けていくというのをリアルで実感。

そしてエコシステムを作るには一方的なGIVEではなく関係者全員が双方向GIVEしてTAKEしてみたいなのがあるような関係性じゃないと土台はできない。 

また文化というものに依存して文化や風土などなどを暗黙知にしているのは悪。
人がいなくなった瞬間持続化されなくなる。言語化、体系化の重要性。

・WHATとWHY。WHYの重要性。

分業制になるとどうしてもWHAT(何を)だけが上から降りてきがちである。

人を動かすにはWHYの部分が重要。どうしてもWHYの部分をすり合わせるとなるとコストがかかってしまうため、楽してWHATだけを受け渡す形になると結果長期的に見た時無駄なコストがかかるはめに。

自分自身めんどくさがりで楽したい人間なので忘れないように。

またコロナ禍において多くのWHAT(何をするか)が変化した中で、WHY US?(なぜ私たちがするのか)の重要性。

ここがないとブレる。判断スピード遅くなる。競合に勝てない。
ここがあれば外部要因に踊らされない。

なければ、決断が不透明、判断が遅くなり、また事業において他社に優位性も持てない。

他にもたくさん学んだことある気はするけど今書き出せるのはこれくらい。

一旦やめさせてもらいます。

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