勝因は、場所にこだわらないこと、かもしれない。
大学時代に使っていた路線を、仕事でたまに使う。
乗るたびに思い出すのは、自分でも苦笑いするようなことばっかり。それはもう、絵に描いたようなぽんこつ大学生だった。
1限は大抵遅刻。安い安い居酒屋を探し出しバイトのない日は大抵飲んでる。たまに寝過ごしてとんでもない駅に降りる。ノートは友達に借りて無料コピーに並ぶ。授業中のバレない寝方を考える。カード式の授業は交代で代返。先輩からもらった過去問を回しまくる。
実は、第1志望の大学ではなかった。
浪人しても行きたいところには行けなくて、やりたいことの学科が新設されるという大学になんとか滑り込んだ。
でも、単位は落とさなかった。
興味があることだけをがっつり学んだ。
教授との相性はあったけど、興味がある、面白そう、だけでばんばん授業を取って勉強した。分野が同じであれば、会いたい教授にいろんなツテを繋いで会えたりもした。
今は、やりたいことが見つかって、自分でも入学したときには思ってなかったような業界で働いてる。プロジェクトが変わるたびに勉強する必要がある。大学4年間の「好き放題学ぶ」「やりたいことはなんとかすれば叶う」の感覚がここで生かされてたりする。
繰り返しになるけど、第1志望の学校では、ない。
でも、やりたいと思ったことはなんでもできた。
所属する場所も大事かもしれないけど、それだけにこだわらなくても大丈夫。自分の中の「やりたい」にこだわることのほうが、たぶん大事。
がんばれ〜、受験生。
(トップの写真と母校は全く関係ありません、ざんねんながら)
いち会社員のくだらない話がメインですので、スキやフォローをいただけるだけで十分です。もしサポートいただけた場合には、あしたのランチの味噌汁を豚汁にグレードアップします。