魚介類がのぼることは稀
あさりが可愛い
料理は、あまり凝ったことはしない。海のものが目の前にあることすら珍しいし、アサリって生きてる状態で台所に現れる唯一の食材かも、とかどうでもいいことを思う。
塩水を、いつもよりちゃんと測って作る。
バットにそっと並べる。
アルミで蓋をする。
かたん、ぴしゃん、と小さな音を聴きながら夕飯の支度。夕飯のあとの薄暗い台所からも、かたかた、こつん、と聞こえる。うーん、可愛い。
時間になったら、のびのびしてるので「すみませんが、お口は締まってくださいな」とつつく。こすり洗いして冷凍庫へ。やっとここで“食材”になる感じ。
可愛いな、と美味しそうだな、が共存するのって複雑な気持ち。
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