ある意味バイリンガル
学問にはしたくなかった。
ピアノと、もう一つ楽譜が必要な楽器をやっている。小さい頃からやっていたから、楽譜が読める。「ド!」とか、音名を言わなくても、なんというか、理解することができる。
音符の並びを手や楽器の動きに変換できる。運指や音名が書かれていないとダメ・・・つまり、数字や文字に置き換えが必要な人もいるけど、わたしにとってはそれは変換をひとつ入れ込むことになるから、逆に読めなくなる。
音符を見て、手を動かし、その結果音がなる。いろんな感覚をフルで使って練習をした結果だと思っている。
文を見て、口に出し、その結果発音が耳に入る。今やっている英語と同じだ。
音符は言語だと思う。楽器によって調が変わるのはある意味方言だ。ト音、ヘ音は有名だが、ハ音もある。これは言語に当てはめると、ひらがなカタカナの違いみたいなイメージ。
楽典をやらないか、と当時のピアノの先生は言った。つまり音大を目指すのはどうか?ということ。論理やシステムではなくて、言語として音楽をやりたかった。結局、音大には進まなかった。でも「音楽」という言語を通じていろんな人と出会った。
ある意味バイリンガル。
きっと、トライリンガルに慣れたらまた世界が広がる。
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