どこまでの話を許そうか
なんでも全部、話す必要なんてないのよ
思春期入口の中学生の頃だったか、少しお酒の入った母が言った言葉。全部知ってるのは自分だけでいい、他人に全て話す必要ない、それがパートナーでも。
そんなシリアスな話ではなかったし、大人になってからは価値観のひとつだと思ってるけど、日々この言葉に意外と影響されてるなと思う。
誰にも言えないけど、夫には話してあること
夫とは話せないけど、仲良しのあの子とは話せること
仲良しの美容師さんだけが知ってる話
部下のAさんには言わないけど、Bさんには言ってること
元上司は知ってるけど、今の上司は知らないこと
自分が抱える秘密の引き出しと同じ数だけ、相手からも託されている秘密がある。そっと差し出された秘密の話のお返しに、どの引き出しまで開けようかなと考える。
共犯者を作るみたいな気持ち。
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