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ちいさな子を見送る
赤ちゃん・子どもの棺を考える座談会に初めて参加した。
ガラス仏具Bee-sさん、棺屋さん、葬儀屋さん、SIDS家族会、納棺師、助産師・僧侶・看護師・歯科衛生士さん。
色々な立場の方のお話を聴くことができた。
わたしは15年前に30週で生まれたのち天に還った息子がいる。
話しを聞きながら過去を思い出し手が震えることもあったけれど、経験者が気持ちを伝えること、それを受け止め生かしていこうというプロの方がいること。
それがどれだけ大事かということを改めて感じた。
あかちゃん・こどもを天国に送る、ということは限られた人が経験する。
それは家族の人生を変えるほどの衝撃で、ない方がいいけれど、なくなることはない。
経験者の話を聴くことは、プロとしての自分の経験や価値観に触れてつらいこともあるだろう。その人を、ではなく医療従事者を否定されることや医療への疑問が出てくることもあるから。
それでも「この気持ちを受け止め現場で生かしていきたい。」と言ってくれる医療者や葬儀関係の人たち。
この方たちのおかげで深い哀しみの中にいるお母さん・お父さん・兄弟が、いつか振り返った時に、哀しみのなかに少しでもあたたかさが生まれる未来が作れるかもしれない。
言葉は気持ちを伝える大切な方法だけれど、相手を想う気持ちはそのから人からにじみ出る。
それがまんなかにあり、そこから出た言葉ならやさしさが伝わってほしい。
わたしはクッキーを焼くことで、あなたの想いが大切なひとにそのまま届くように、と祈っている。
それがお空のおやつ®