先日お店に来てくれた小学生とお母さん。 「親子で藤井風のTシャツだね」と言ったらえ!?という顔をして この前のライブにも一緒に行って、いまもずっと聴きながら来たのって。 「今日のお菓子は藤井風を聴きながら作ったんだよ。エッセンスが入ってるね」 そうしたらお姉ちゃんが静かな笑顔で「食べる時も聴くよ」って。 お菓子のはじまりから最後まで藤井風だなんて なんてしあわせなお菓子なんだろう。 あの家族がしあわせを形にして見せてくれたね。 ありがとう。 また風Tee着て来てね。
10代のときからかなり真剣に『わたしの生きている意味』を探し続けてきた。 国内外をバックパッカーで旅して、いろんな人に出会って、たくさんの本を読んで、気になる人の講演も聞きに行って。 自分で決めていたタイムリミット直前まで残っていた「好き」がオーガニックと焼菓子。 20年以上前だったからとってもマイナーな世界だったし「お店やっても失敗するよ!」という言葉にかえって燃えたり(笑)。 自然環境や平和のことを伝えたくて、それを大好きな焼菓子を通して伝えたくて始めた。 そうし
10代からバックパッカーだったこともあり、パッキングが得意。 限られた空間にぴっちりと必要なものだけを隙間なく、かつ使いやすく詰めていく。 バックパッカーのときはリュックひとつにすべてを入れるし、移動が多いから取り出しやすさも大切。 リュックの開閉はこういう形が使いやすいな、 入れる順番はこうしたら全部出さずに物を探さずに済むな、 ということを経験で獲得していく。 それが自宅の片付けにつながっている。 わたしはできる限り物を少なくしたい。(実際はまだまだ多い) よく使う
わたしのなかにはふたつの時間が存在していた。 16年前の喪失からのわたしと、 地球の時間軸で生きて年を重ねているわたし。 いつまでたっても当時の30代のわたしの感覚の方が強かったから 30代の人と話すと「なんで敬語なのかな?」と思っていたし リアル同年代の人と話すとなんだか変な感じがした。 ふたつのわたしがいる気がする、と気づいたのは数年前。 ちょうどその頃からたましいと向き合う学びが始まり、 ひとつになってきたのはつい数日前のこと。 きっかけは息子。 彼は過去にあっ
自分の使命を仕事にし、まっすぐに突っ走ってきた母。 楽しいこと、やりたいことをやり続けて その傍らで置いてけぼりになりさみしかったのは、娘のわたし。 自分の気持ちを表に出せず 全部内に閉じ込めて 閉じ込めたまま10歳の頃爆発した。 母の愛と関心をあふれるほど受けたかったと大人になって気づき、 わたしはむすこにあふれるほどの愛を伝えようと決めた。 小さな時だけでなくいまも言葉で伝えている。 彼に注がれた純粋な愛が彼を満たしたとき 彼の愛が外側にこぼれ始めまわりに愛が伝わって
天国にいるこどもをご縁に知り合った方たちがお店に来てくれた。 お空の子のぬいぐるみをとっても大切にしているご家族は、その子にお菓子を見せながら 「どれにしようか?」と一緒に選んでいた。 命日に寄ってくれたご両親は、 「あの子はどれがいいかな?」と呟きながら。 姿は見えないけれど、そこにいる。 一緒にいる。 目の前にいるのは、お父さん・お母さんや兄弟だけれどちゃんとその子がいる。 その家族の姿を見させてもらえることがこんなにもしあわせだなんて。 ありがとう。 ま
いま14歳の息子が生まれる頃、胎内記憶のある赤ちゃんの話がちょっと話題になっていた。 わたしも知りたかったので、むすこに先入観をつけないようにこの手の話は一切せず気を付けて育ててきた。 言葉が増えて会話が成り立つようになった頃。 「おかあさんのおなかに来る前のこと、なにか覚えてる?」と聞いてみた。 「うん。くもの上にいて小さい子がたくさんいる。その子たちをお世話する白い服着た大人もいる。ぼくはもうひとりと手をつないで降りてきたけど、途中でその子はいなくなっちゃった」
偶然にも新月のきのう、ホメオパシーセッションを受けた。 体調を整えたく、先生にお願いをして。 表に現れてる体調不良の話から、内側に入っていくのがたまらない。 目先の困り事の奥に、ほんとのことがある。 わたしは表面的なことに全く興味がないので、まんなかの話をすること・聞かせてもらえることに喜びを感じる。 だから人との関係をあまり作らない一匹狼ってみられるんだろうな。 自分のままでこの世を生きるには繊細過ぎたわたしは、生き延びるために中学生の頃から自立した一匹狼を目指
『なんでも可能だとしたら、どんな世界を望みどんなふうに過ごしていたい?』 その問いかけに当時書いたものを厨房に貼っている。 ” 穏やかな世界 ひとりひとりに、小さくても微かでも希望のひかりを見つけ出せる世界で 静かに愛のなか生きていたい。 わたしにとっての愛は、守られていること・穏やかなこと” 想いだったものが、いまそのような世界で生きている。 自然のエネルギーがわたしを包み、守ってくれる。
赤ちゃん・子どもの棺を考える座談会に初めて参加した。 ガラス仏具Bee-sさん、棺屋さん、葬儀屋さん、SIDS家族会、納棺師、助産師・僧侶・看護師・歯科衛生士さん。 色々な立場の方のお話を聴くことができた。 わたしは15年前に30週で生まれたのち天に還った息子がいる。 話しを聞きながら過去を思い出し手が震えることもあったけれど、経験者が気持ちを伝えること、それを受け止め生かしていこうというプロの方がいること。 それがどれだけ大事かということを改めて感じた。 あかちゃん
山の中にある湯治場で”焼菓子と心に寄り添うもの”の店を営んでいるユーカリとタイヨウのゆかりです。 生まれも育ちも静岡。 ここ、山口に来たのは2013年。 東日本大震災と原発事故が起き、ちいさな子とどうやって生きていこうか たくさん夫と話し合い、この地へ移住しました。 この写真、お店のwebページ用に撮影してもらってとっても気に入ってる家族写真。 サイトでは使わなかったのでnoteの最初の一枚に。 こちらでは家族との暮らし、わたしが日々感じていることなどを綴ります。 ど