ユーカリの枝は折れやすい
ユーカリは成長するに従い、枝を自分で落としていく。
他の植物よりも陽を浴びるようできるだけ早く上に伸びようとするかららしい。
てっぺんの枝葉のある部分を「キャノピー」(林冠)と呼ぶ。
聞いたところによると、オーストラリアではユーカリの街路樹の下には車を置かないように注意看板があるそうだ。
自然に落とすこともあれば、強風に煽られて折れることもあるから、車の上に落ちればかなりの打撃を受けるかららしい。
現に、私はユーカリ展示場にあるユーカリの太さ4cmほどの枝をカットしたところ、おでこに落ちてきて、1週間ほどコブが治らなかった。
ユーカリは、ものすごい勢いで水を吸い上げており小枝といっても、重いのだ。
私たちが建材として使うユーカリ材は、いわゆる「赤み」と呼ばれる芯の部分で、水と同じ程度の比重があり水に沈むが、「白た」と呼ばれる成長細胞部の辺材はある程度の太さがあっても簡単に折れるようになってもいる。
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