ユーカリ展示場のこと【エコウッド景観協同組合】

ユーカリ開花中【エコウッド景観協同組合】

静岡市葵区慈悲尾のユーカリ展示場にある樹齢２０年ほどのユーカリが開花中 灯台下暗し、ならぬ ユーカリ頭上注意 望遠レンズカメラを持参して撮影 何しろ１５−１８ｍ樹上に咲くので たまには空も見上げないとね たくさんの虫や鳥たちに貢献しているようです

ユーカリ活用のマニュアル本

ユーカリ事業をスタートして３０年が経過する。 日本にはユーカリ材の加工方法や性能データ、ユーカリ樹木の写真さえも手元に何もなかった。 まだフィルムカメラだった時代、組合前理事長のハンター社長が出張するたびに オーストラリア現地の写真をたくさん撮影してきてもらっては現像プリントしたものをスキャンして資料に使っていた この３０年でユーカリ全般に関する情報や本をオーストラリアや日本国内で収集した その中の一冊が1987年出版「未来の生物資源ユーカリ」 ユーカリ事業スタート以

ユーカリが開花！コリンビア・フィキフォリア【静岡市駿河区】

1000種類ほどあるユーカリだが、あまりの数の多さに、ユーカリとコリンビアに分けられるようになった。 今回はコリンビアに振り分けられた フラワーガムと呼ばれるユーカリの花。 日本では大変めずらしく、静岡県では 静岡市駿河区にある下川原南公園、 熱川バナナワニ園、浜松のフラワーガーデンパークで見られる。 ソフトボール大の大きな花房は見事で、 ミツバチたちがたくさん採蜜に来ている。 花火のように開く前は退化した花びらのキャップがあり、切れ込みが入って開花する。 この花の実は、クリ

ユーカリ拍子木で野生動物撃退!?

こんな看板ができて慈悲尾も油断禁物🐻 ユーカリ拍子木を鳴らしていたけど 帰りは腰に巻いてきたら意外と響き、 いい感じ。 武具に使う丈夫な真田紐、 獲物を仕留めるブーメランに使うユーカリ、猟犬 がいれば敵なし? 狩猟歴６０年のハンター父いわく、 打ち響かせなくても、 このユーカリ木音なら腰に吊るしておくだけでも野生動物には かなり聞こえているはずだから 近寄っては来ないだろうとのこと🐨 出会ってみないとわからないけど、それも困るな〜

下川原南公園（ユーカリ公園）since2005

オープンから20年経過する静岡市駿河区にある下川原南公園。 区画整理事業で整備された7500m2の広大な公園。 設計当初より当時の理事や地主さんたちが孫子の世代まで残せる公園を、ということで白羽の矢が立ったのがユーカリだった。 公園施設から植栽までユーカリづくし。 中でも7月がに開花するユーカリフラワーガムの花は格別。 今日チェックしたらたくさん蕾がついていた。 7月が今から楽しみだ! その他、レモンユーカリ、グロブルス、イエローボックス、ローズガムなど6種類ほどのユー

ユーカリの脱皮

この梅雨シーズンはユーカリたちの衣替えシーズンでもある 特にガム系のユーカリ、シドニーブルーガム、ローズガム、イェローガム、サザンブルーガム、レッドガム、、、、あとはレモンユーカリなど アイアンバークなどの硬くゴツゴツとした樹皮をもつユーカリは脱皮しない おもしろいね この剥けた皮は森林火災の時にユーカリ自身を焼いて活性化させるための燃料にもなる 下枝は落としていくし ユーカリ、どこまでも自虐的な木

2024.6.12-16シズオカKAGUメッセinツインメッセ静岡

今年で70回目を迎えるシズオカKAGUメッセ。 静岡の地場産業、家具。 徳川時代から続く伝統産業だが、昨今業界は大変厳しい。 それでもなんとかビジネスを広げていこうという企業が出展。 また今年トライアル出展に加え飲食ブースも充実。 ユーカリ専門のエコウッド景観協同組合では、ユーカリ展示場から切り出したユーカリ枝もりもりで小間を飾った。 もちろんユーカリ木製品もセレクトしたものばかり。 今回は持続可能なものづくりを意識して30年経過したベンチを研磨再生したもの、20年以上

ユーカリノート2005年当時の記事

ユーカリ【アイアンバークの花】３月末〜４月

ユーカリの種の不思議

ユーカリは、ほとんどが種から育つため、挿し木で増やすのは難しい植物です。 森林以外でユーカリの種の発芽を促すには、森林火災を疑似体験させなければいけません。 その為、種を火であぶったり、熱湯をかけて刺激を与えます。ユーカリは火と共に生きるユニークな植物なのです。 ユーカリは高さ6mの低木から100mもある高木までいろいろとありますが、使う目的によって伐採する時期が異なります。 例えばパルプ用は樹齢10～15年、木材用は80-120年以上、直径は1.5〜2.0m前後など。 ユー

ユーカリは火に強い🔥

ユーカリは火を糧に成長する。 だから容易には燃えない。 オーストラリアでは毎年のように森林火災が起きるが、その大きな原因はユーカリ。 ユーカリはガソリンの木とも呼ばれており、燃えにくいが一旦火がつくと、いつまでも燻り続け消火が容易ではない。 その原因は枝葉に多く含まれるオイル分。 そして、樹種にもよるが、毎年、幹にヒビが入り、樹皮がめくれていき、それがまたよく燃えるのだ。 ユーカリは火の申し子のよう。 ユーカリと火の繋がりについては、また次回へ。 この写真は静岡