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製薬企業・アカデミア関係者多数来場 KOLの講演・データ分析展示などに関心

こんにちは。株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部の城前です。
5月30日、東京大学 伊藤謝恩ホールにて、弊社主催イベント シンポジウム「心不全治療実態把握の最新アプローチ」を開催いたしました。


①基調講演「心不全の”リアルワールドデータ”はどこにあるのか」

順天堂大学 医学部 循環器内科学講座 准教授 末永 祐哉 先生

 基調講演では、順天堂大学 医学部 循環器内科学講座 准教授末永 祐哉先生より、心不全患者を取り巻く状況の変化、治療法の進歩などにつき、臨床医・研究者としてのさまざまな観点での考察が展開されました。

 また、マス視点の課題として、ユカリアの経営支援先病院の属性でもある「中小病院」には絶対数として最も多くの心不全患者が存在しているにも関わらず、
「アカデミアとインダストリの両方から情報が届きにくい状況になっているのではないか」
との問題提起がなされました。

②個別講演1「マーケットリサーチにおける電子カルテデータの活用~インサイトワークの視点から」

株式会社 社会情報サービス インテグレイティドビジネスインテリジェンス部 主査 池田 俊介様

株式会社 社会情報サービス池田主査からは、ユカリアと社会情報サービスが共同で行った、医師を対象とした「新しい市場調査手法」についてのトライアル結果が発表されました。

独自の電子カルテデータベース ユカリアデータレイクから抽出した症例データを質問用の素材として用いることで、従来の一般的な調査よりも医師の治療選択に関するマインドを深いレベルで理解できることが具体事例とともに示されました。

「同じタイプの心不全患者でも、調査方法を変えることにより80%の医師が異なる治療選択を行った
という結果には、聴衆から驚きの反応が見られました。

③個別講演2「中小規模の病院における心不全治療の処方実態・処方患者像」

株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部 マネージャー 塩井 大智

 弊社ユカリアの塩井からは、心不全患者の受診・処方・治療の実態をテーマとした、定量データ・テキストデータを用いた30点以上にも及ぶさまざまな切り口からの独自分析結果をご説明しました。

④分析情報ポスター展示・情報交換会

来場者・主催者の間で活発な会話が交わされたポスター展示会場

講演終了後は、別会場にて処方や疾患の分析結果を発表するポスターが多数掲示され、情報交換会が行われました。

当日は約20社の製薬企業・アカデミアからの参加者が集い、ポスターの内容やユカリアデータレイク、データ分析について、夜20時の終了時刻間際まで長く話し込む姿が各所で見られました。

左より 末永先生・池田主査・弊社主催責任者 今西・弊社塩井

講演内容・ポスター展示の詳細などについては、後日改めてこちらのnote及びPatient Visualizer にて公開いたしますので、ご期待ください。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。


ユカリアでは、
独自の電子カルテデータベースと専門家(医療従事者・アカデミア)ネットワークを強みとした、製薬企業様のマーケティング・営業活動をご支援する調査・コンサルティングを行っています。
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株式会社ユカリア データインテリジェンス事業部
お問合せ窓口:pharma.biz@eucalia.jp


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