自分を知るヒントたち
一番目の友達？
小学生低学年で転校した僕は、そこまで友達を作るのがうまい方ではなかった。
どちらかと言えば、ひとつ上の兄と同級生から可愛がってもらい、少しずつ同級生の友達を作って行く、みたいな感じだった。
そんな僕は、転校生と仲良くなるのは結構早かったように思う。
あくまで主観だから、本当は違うように見えてたかもしれないので、僕の世界では。
そんな僕がある時母親に相談したことがあった。
それは、
「なんで僕がはじめに仲良くなったのに、後から仲良くなった人とあの子はめちゃくちゃ仲良くなるの？」
というもの。
僕が一番はじめに声をかけて、ある意味クラスに溶け込ませる一歩目にはなるのに、転校してきた彼らは思いの外すぐに溶け込んで行く。
それも、僕が転校する以前からそこにいたかのようなレベルまで、だ。
そんなことがあって、自分が一体何をしているのかわからなくなったし、
なんなら自分の方が外れ者、よそ者のような気がしてすごく嫌だった。
そんな時、母親が言ったのは当時の僕が理解するにはあまりにスピリチュアルな回答だった。
「あなたは『白い世界の橋渡し』なんだから、その子と他のみんなをつなぐ役目だった」
あまりに昔だったのでちゃんとは覚えてないが、こんな感じだった。
当時の僕がその言葉で救われたわけでないことは言うまでもないけど、これが結構今の自分と繋がってる気がしてる。
白い世界の橋渡しとは
その時母親はマヤ暦を勉強していた。
ここら辺は２分でパッとググったんであんまりわかってないんだけど、
マヤ暦は古代マヤ文明の人たちが使っていた暦（カレンダー）で、
『運勢』と『人』を知ることができる、みたいです。
そんなこんなでマヤ暦的には僕は『白い世界の橋渡し』と言う特徴があるらしい。
特徴としては、
・人と人を繋ぐ役割
・おもてなしの精神
・海外に縁がある
・人の生死から学ぶ
・スケールが大きい夢を持っている
・大器晩成型
・人脈が広い・人から信頼される
と言う感じらしい。
今見ても、すごい当たってる気がする。
有名人は安倍晋三さん、宇多田ヒカルさん、美空ひばりさん、藤原紀香さんがそうみたい。
自分がどんな人なのか知りたい人はチョチョっと調べてみるのもいいかも。そこに自分を知るヒントがあるはず。
ちなみに今母親がマヤ暦を勉強してるかは謎。
名前という最強の道しるべ
何が自分のやりたいことがわからなすぎて迷走していた去年。
友達が、自分にしかないものがヒントになるよって教えてくれたのが自分の名前だった。
僕の名前は『悦生』と書く。
この『悦』は喜ぶと言う意味。心が漢字に入っていることから心から喜ぶという意味合い。そして他動詞的にはよろこばせると言うこと。
そして『生きる』のだ。
それがわかった時、めちゃくちゃ腑に落ちた。
僕って、
まず自分が安心安全な状態で心から笑顔になってて、
そんな僕は誰かを心からの笑顔にすることが役割なんじゃないかって。
そしたらまた別の友達に言われたのが、苗字もちゃんとヒントがあるよって。
板敷。板を敷く？？？？
使用人？
よくわかんなかったけど、その時に小学校の頃母親が言っていた『白い世界の橋渡し』を思い出した。
何かと何かの間にいて橋をかけてあげる存在。
確かに！！
ビビビッってきた。
転校生に話しかけていたことも、
あんまり馴染んでない人に声をよくかけるのも、
インドの不可触民に対して何かしようと思っていたのも、
その功績で世界史の教科書に載ろうと野心燃やしていたことも、
その他諸々が、全部繋がった気がした。
それは橋を渡しながら、
誰かにとっての心からの笑顔のために、
そしてそれを見て自分が心から笑顔でいるために。
今思うこと
実際、役割がどうとか、自分の名前がこうだからとか、
正直縛られる必要はない。
自分がしたいようにすればいいし、生きたいように生きて言ったらいいと思うんだけど
僕みたいに、
自分は何をしたらいいの変わらない、
自分がやりたいことが何かわかんない、
みたいなことを考えて困ってる人にはすごくいい道を示してくれるような気がする。
しかも、自分が納得できる意味に自分が決めていいと思ってる。
ちょっと改めて調べ直してたら、
実は僕、『白い世界の橋渡し』じゃなかったーーー！！
おかあさああああああんドユコトおおおおおお？？？
ってなってるんだけど、僕的にはそれがしっくりきてるって話。
本当の奴も読んだんだけど、まあそうだよねって思う部分もあったんだけどね。
それこそ悦なんて下ネタじゃねえかって思ってたけど、心から喜ぶと言う自己解釈だし、
別に人とひとをつなぐのに板である必要はないじゃん。大橋とかの方がより人繋げそうじゃん。
でも、
自分はこう言う風に生きて生きたいとそれこそ自分なりに決めること。
それがスタートラインに立つには必要だったのかもしれない。