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アリス展レポ@ヴィクトリア&アルバート美術館(ロンドン)

はじめに


かなり前に、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)で開催されていた、アリス展("Alice: Curiouser and Curiouser")に行った時のレポです。チケット取るの本当に大変だった…。
会期は終了していますが、日本でも開催されるそうなので、備忘録としてシェアしたいと思います。

さっそく入場


入口の階段からテンションあがる!!

会場へ下る階段。アリスの有名なセリフが散りばめられてます。

そしてついた会場入口。最初からプロジェクションマッピングがふんだんに使われていてテンション爆上げです。
ちなみに会場では写真撮影・動画撮影可でしたが、日本でどうなるかはわかりません!

数式が次々に入れ替わり…作者のルイス・キャロルが数学者だからなのか?

アリスだけでなく、作品に関連する小物の展示もあり、「そのようにしてこの世界観が作られたのか」という視点で見れました。面白い!

ドードーの剥製と作品に出てくる小道具を集めてる。

作者ゆかりのものや書籍に関するものも。

本の挿絵

こちらのネズミのしっぽにみえるように文を配置するのは、作者のルイス・キャロルの案だそうです。


トンネルを抜けると…

プロジェクションマッピングでアリスの場面が浮かんだり消えたり
1つ上の写真、奥にみえる扉の一部はくり抜かれていて、中を覗くとこちらのお茶会の再現がありました!


こちらから先は、アリスの世界観がプロジェクションマッピングやインスタレーションを通して表現されていて、大人も子供も楽しめる体験型の展示でした。

小屋の中に大きなったアリスがいます。テントは姿が違く見える鏡。
ハンドル回すと首が伸びるというただそれだけなんですが、ツボってずっとグルグルしてました。マニ車か。



そのあとは、「アリスの世界観がどのように世界に影響を与えたか」という視点の展示。有名なディズニーのアリスはもちろん、日本代表では「ハートの国のアリス」まで展示してあって(!!!)驚きました。V&Aに日本のアニメが…!!!


日本でのポスター!レトロかわいい。


こちらの展示も凄かったです、白いテーブルとティーセットにプロジェクションマッピングでアリスの世界観が表現されてる!!

サイケデリック!!
場面はどんどんかわります、こちらは本の一節が浮かび出てくる演出。
このチェシャ猫目が動くの!メディアコーナーです。

ファッションコーナー


そして最後のコーナーでは、アリスにインスピレーションを受けたファッションの展示が!英国が誇るヴィヴィアン・ウェストウッドから、ディズニーコラボで有名な写真家、アニー・リーボヴィッツまで盛りだくさんでした。

マッドハッターインスパイアの衣装
さすがのヴィヴィアン・ウェストウッド!
アニー・リーボヴィッツのコラボ


VRコーナー
アリスの世界を体験できるらしい

圧巻のラスト

そしてそして、ラストを飾るのは、私が大好きなブランド、イリス・ヴァン・ヘルペンのインフィニティードレス!!有機的なデザインが得意なブランドで、数多くのセレブが愛用してます。

圧巻、会場の仕切りギリギリの大きさ。ちなみにこの丸い部分、動きます(ランウェイでもクルクルしてた)
めっちゃ綺麗…

話がズレますが、私はこのブランドの、”sensory seas”シリーズが大好きで、ミノカサゴのような、イソギンチャクなような、ふわふわゆらゆらするドレスの虜になっています。実物をこの目で見れて感動しました。気になった方はぜひ↓の公式サイトを見てください。


閑話休題

最初、「このドレス、アリスとなんの関係が…?」と思いましたが、説明書きに、イリス・ヴァン・ヘルペン氏の「創造・進化・自然・私たち(人間)」への探究心が、アリスの持つ好奇心と通じる、とういことから採用されたらしいです。
この二つを結びつけたキュレーター凄すぎる、その発想はなかった。


最後の階段まで可愛くて、終わりまできちんと不思議の国に居させてくれました☺️ワクワクする気持ち、忘れないでいたいな。

今回は見れなかった方も、日本上陸の際はぜひ!大変見応えありました。


今後も時系列バラバラで投稿していく予定ですが、イギリスの話多めになるかもです。


長文、最後までお読みいただきありがとうございます。
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