過去は神話になる!
今日、俺は一つのハッピーエンドを迎えた。
今日で俺は死ぬのかな?
多分明日も再び肉体に受肉する。
仮に死んだとしても、次の時代に受肉する。
どんなハッピーエンドも、延長し続けると、まどろんでしまうものである。
統合失調症の陽性症状は先祖返り。
覚めた意識で幸福な世界観を自分の中に抱く。
富は!複利で!増ーえるものーー!!
過去は!!改ざんされて!!神話になる!!
◆
祐樹のデザインした世界:リバーシブルロード
裏面のカードを裏返したら、アイテムカードっぽかった。
祐樹と某氏が同居してる野田の世界線に飛んだ。
裏面のカードを破いて破棄した。破棄は破棄、カードに損傷は無かった。
2023/2/14から2024/5/5までかかって、クッキーとチョコ、到着。
今日を博愛の日としたい。
リバーシブルロード
枚数制限:200
デック4個分
1
表返したカード×4
城
城
指揮者代の上
聖伐の地
彼の地に生けるもの生かしおくべからず
シュンゴ「物騒ですねえ…」
2
表返したカード×4
金
金
金
財宝
祐樹「お前らと遊べることが俺の財宝だよ…」
シュンゴ「表返したカード!4枚ずつ束ねましょう!!」
今、できることは何か?
業「陽性症状は先祖返り!」
美しいものに驚き
真を守り
気高いものを敬い
善いことを決意する
それは人を
生きる目標へ
正しい行いへ
安らかな思いへ
光に至る考えへと導いていく
そして教える
全ての中にある
神の働きへの信頼を
世界の中と
心の奥に
3
表返したカード
シュタイナーの誓い
コントローラ
ゲームプレイの部屋(リミット:2体)
栞
あねでぱみ=やめる
由人「心が暖かくなるね」
クッキー「富は複利で増える!!」
エツヤ「過去は神話になる」
みんなが、「祐樹あのさ」と、断りを入れるのをやめた。
業「12枚の収穫!カード!!」
エツヤ「セーブしようぜ」
ナミキ「レポートを書こう!」
4
表返したカード
牽制病院
10歳の心
世界博愛ガンバルガー
hideのハッピーエンド
祐樹「あの病院が、ずっと牽制してくれてたわけだな…」
エツヤ「じゃあ!演劇版カルマズの第1話観たくないか!?」
翼「主演!混沌!!」
混沌「私が、混沌?!」
業「そう!そして!俺!若山業の役を演じてもらう!!」
5
表返したカード
イエス・キリスト
ソクラテスの待つスタート地点
風除室のコーヒー
混沌の淵の掌握
演劇版カルマズ第2話「種」
主演:混沌
今度は笹原由人役
業「これ!!すごくない!?」
正義の使者「お前のずっと望んできたものじゃん!!」
劇を妨害し続けた混沌の過去。
全てのリバーシブルロードが始まりのソクラテスの待つ地に向かって!!もどり道を歩き出した!!
哲学の部屋では
哲学者B「しかしソクラテス。あなたは毒杯をあおろうとしている」
一同「ええーーーー!!!?」
エツヤ「絶対に阻止する必要を、俺は検知した」
あねでぱみ=やめる
演劇版カルマズ第2話「種」了
エツヤ「あー、今度は松雪が主役か…」
業「混沌!お前は誰を演じたいのか!!」
防衛規制発動。
部屋でタバコを吸いたくなった。
悪魔の声に振り分けた。
エツヤ「で、なぜか、祐樹が2023年の時系列で強制入院になると、いうわけだな…」
善なる役者少年「混沌、紐解きたくないか?カルマズの謎を」
…
混沌「私、松雪カズハを演じます。松雪は、私のはまり役です…!!」
栞
デュラン「ほう…?!」
あっつい!!
エツヤ「厚すぎるぜ!!」
今、できることは何か?
演劇版カルマズ 第3話「逆」 了
由人「どうしたらいいんだ!!オレに何ができるんだ!!」
業「祐樹が眠りにつく前にさ、9点満点じゃない、結末を迎えようぜ」
ナミキ「迎える、そして、辿り着く、それを俺は、同義と定義する」
栞
エツヤ「魔獣使いの少女は何度でも救えないエレクリプスの本性がクリア副産物として発生する物語だ」
え!?なぜ、今、それを!!言うの!?エツヤ!!
業「チミャク…、層か…」
あねでぱみ=やめる
業「あ…」
コウたちは、もどり道の上にしか存在できないんだ…。
クッキー「コウたちひとりひとりが!!ソクラテスの待つスタート地点に向かってる!!」
業「混沌、問う。第4話、誰を演じたい?お前の、自由だ」
…
混沌「松雪カズハを、私は演じ切ってみせます…!」
栞
エツヤ「熱いな」
シュンゴ「僕とエツヤが、今、タッグを組むなら?」
エツヤ「指揮台の上のお前の、たった一人の観客に俺はなりたいな…」
シュンゴ「僕が指揮できるのは、『大勝利のテーマ』だけですよ?」
エツヤ「だったら、俺一人で聞くわけにはいかない?いや、お前が世界に響かせるんだ、観客席には、俺一人でいい」
栞
6
表返したカード
四つの王座
王たちの職務
基本と極意
ストーリーラインとしてのショタ絵
業「四人の王といえば!!」
王:デュラン
王:ナミキ
王:カヲル
王:シンジ
アスカ「ロマンチックね…それ。」
演劇版カルマズ第4話「自由」 開幕
業がトラックにはねられる。
観客「あれが1番痛かった!!」
混沌「ああ、松雪が、カズハが業を忘れた気持ちが、わたしには、わかりすぎる…わたしは、この役を演じるために、劇と出会ったのだとハッキリわかります。」
業「さあ!!時間的に祐樹はもうタバコを吸えねえ!!ここからは祐樹が寝るまで!!収穫できるカードを収穫し尽くす!!」
コウの一人が、ソクラテスのいるスタート地点に到着した!!
業「お前!ついたのか!?」
業は世界越しに話しかける。
コウ1「0は盗んでチャリさせる!!4のイデアを愛する者の基本であり!!極意!!」
業はジンときた。
栞
シンジの文化衛生にかぼが乗り込んだ。
栞
業「カルマズは!!何度でも!!俺たちに挑戦できる最高難易度の物語に姿を変える!!」
由人「とりあえず!!10束、50枚!デックと呼べる枚数を収穫したい!!」
エニグマ「それが、最高の全4話としての一つのハッピーエンド」
7
表返したカード
思考実験の木
魂の起源
劇の前座の茶番
トランプのマークたち
エツヤ「これが、思考実験の木、か…」
エツヤは思考実験の気に手を当てた。
防衛規制が作動しようとした。
シュンゴ「させません!!」
トランプのマークたちがシュンゴの指揮棒に応じて揺れ動き、防衛規制の発動を阻止した。
シュンゴ「エツヤ!!『絶対』にあなたをバグらせたりしません!!考えたいことを考えてください!!心ゆくまで!!」
エツヤ「ありがとうよ、シュンゴ」
尚もエツヤは思考実験の木に手を当てている!
エツヤは目をつむった!!
祐樹は、ハンドルネームの変遷でキャラを育成してきた…。俺もその中で生まれた一人の人格だ。
エツヤは思考実験を開始し始めた!!
栞
知らないから
『無知の知』
できること
栞
業「あと収穫できるのは20枚そこらのカード!!」
松雪「業くん!!僕も手伝うよ!!」
業「手伝うだあ?!お前のメインシナリオだろ!!?」
混沌は、完全に松雪カズハを演じ切ろうとした。
カズハ「僕、劇に出会えてよかった。何度も茶番の妨害劇を企ててきたけど、劇を愛する人たちは、なぜかみんな、前座として、いつも、いつも、僕を受け入れてくれていた…。そのことに、僕は、深く感謝の意を示したい」
善なる役者少年「ふ〜ん?」
善なる役者少年が、カズハに歩み寄った。
善なる役者少年「今度は前座の妨害役としてじゃなく、主人公として、一緒に劇に出ような!カズハ!!」
カズハ「うん!!!」
1つ目のハッピーエンド「カズハの盟友」
収穫。
エツヤ「アブラ・ラ・プエルタ・デル・デモニオ。ナミキヲショウカンスル」
ナミキ「おわ!何の用だ!エツヤ!!」
エツヤ「俺とお前ってさ、似てるようで全然違うけど、互いの心の奥に、お互いがいるよな?」
ナミキ「お前が八卦!実数と破線を比較する観点を課題に見出した時は!!心底友達でよかった!!俺はそう思ったぜ!!」
エツヤ「俺からすりゃ、ナミキが1番ナミキらしかったのは、いつだろうな…」
その思考実験は親睦の最低値を更新し続ける。何世代の宇宙にもわたって。
2つ目のハッピーエンド「ナミキとエツヤの関係」
収穫。
業「ふう、2つ!ハッピーエンドを収穫した!!」
由人「3つ目でエレクリプスに救済をもたらそう!!」
栞
召喚術を学ぶ少年がいました。
彼の名は永遠に謎です。
彼は属性:魔の世界に、同調しすぎました。
死、そして、終わりの永遠性の世界に。
そこは、どこまでも、暗かったのです。
アンヘルという天使が、彼をエレクリプスたらしめました。
アンヘルは、聖から魔に属性を落としました…。
業「ここだ。ここしか介入のポイントは無い」
ナミキ「どうしようってんだ?業?」
業「アンヘルに何かを装備させたらどうだ?スペル枠を付与するような、指輪とかさ…」
栞
ダイスケ「やい!大虹!!もう一回勝負しろ!!」
大虹「大砂蟲に負けたのがそんなに悔しいのかい?ダイスケ?」
栞
エツヤ「結託の証明として混じるノイズ…」
シュンゴ「スペル:*を付与する装備品を僕らで想像しましょう」
ナミキ「タイプ:リングだよな?」
業「世界創造の指輪。これでいかないか?みんな?」
一同はいいね、と頷いた。
栞
エレクリプス「アンヘル、どうしたんだい?その指輪」
アンヘルは思念を送る。
気づいたら装備してた、と。
読み返すたびに、読者に解決不能な難題を提示する、魔獣使いの少女の物語。
カズハが、エレクリプスの前に現れた。
栞
業「こっからどうするかだよな…」
由人「難しいね」
エツヤ「世界創造の指輪か…」
ナミキ「エレクリプスが装備すれば、苦だけの世界を創造し続けるだろうか。」
栞
エレクリプス「わかった。その指輪…アンヘルがつけてて?」
アンヘルはどうして?という顔をした。
エレクリプス「僕が装備すれば、ロクでもない世界を作ってしまうだろう…」
アンヘルは、世界創造の指輪のスペル枠で、ミラー・イメージの呪文を唱えた。
エレクリプスの前に鏡のイメージが作り出される。
そこに映し出されたのはカズハ?いや。
美しい肌をした、少年のエレクリプスが映し出されていた。
エレクリプス「これが、君の作る世界なのかい?アンヘル?」
アンヘルは首肯する。
エレクリプス「僕が世界を作るなら、どんな世界が、最良の世界だろうな…」
エレクリプスはアンヘルから指輪を受け取り、静かに中指にはめた。
エレクリプスの落ちた魔の世界に、希望の光が差し込んだ。
今、できることは何か?
3つ目のハッピーエンド
エレクリプスの世界創造の指輪
収穫。
由人「さあ、じゃあ、4つ目、最後のハッピーエンド」
業「8束、32枚!!16枚のハーフデックが二つと思おう!!時間が時間だし!!最後のハッピーエンドはどうする!?」
エツヤ「今日、死ぬかどうか、決意しかねてるような、自殺志願者にメッセージ、とか」
業「重い!責任持てるかな!?」
由人「時速20キロの車の前に飛び出しても、死ねるもんじゃない、デチって言って終わりだよな。祐樹の経験上」
業「致死量の薬を飲んでも、体が拒絶して吐いちゃう、嘔吐しちゃうもんだ」
死は、掴み取ろうとするもんじゃない。
しかし、死ぬことに失敗して、俺は今、他人の脅威にもならず、静かに自分の世界で幸せに暮らす道に至れた。
道は、過程。
コウたちが全員ソクラテスのいるスタート地点に到達した。
ジレンマエンド
生きることの苦痛と喜び
由人「幸せってさ、なにかな?」
業「すぐに消える充足感!!」
由人「前世も来世もあるとしたら?」
業「パーツ!!全てはパーツ!!」
エツヤが思考実験の木の上の方に、水平線を引いた。
線の中から太陽の光が輝いていた。
その太陽は、昇るところか、沈むところか。
8
表返したカード
カズハの盟友
ナミキとエツヤの関係
エレクリプスの世界創造の指輪
4つ目のハッピーエンド
業「富は複利で増える!!過去は神話になる!!」