初めまして、タヌキさん（仮）

2021年11月8日（月）の絵日記。

今日も散歩に行った。
いつもの散歩道。

ノラ猫さんが2匹。
天気がよい日中に、たまにお見かけする。
（ここのノラ猫さんはボランティアの人がご飯をあげたりしてお世話されている）

ひさしぶりに会ったなぁと思いつつ、先に進むと、草むらを降りてくる別の猫の姿が。

おー、今日は猫さんをよく見る日だなぁ。

何気なく眺めていると、なんか猫の動きにしては違和感がある。

ん？あれはもしや…もしや…？タヌキ…？

えーーー！こんなところで野生のタヌキ見れるなんてっ！

でもほんとにタヌキかな？
ちょっと遠いし、メガネしてないから微妙に確信が持てない。

近づきたいが、黄金さんも一緒。（バッグの中で立ち見散歩の通常運転）

必死で食べ物を探しているようで、掘っては食べてを繰り返している。

驚かせるのは本意ではない。
この邪魔にならない距離で観察しよう。

じーーーーっ。

正面からも見たいなぁ。
こっち向いてくれないかなぁ。

すると願いが通じたのか、私に気づくタヌキさん（仮）。
じーっと顔を見られる。

見つめあう、私とタヌキさん（仮）。

確信する。
やはり、タヌキさんだ！

しばらく見つめあったのち、タヌキさんはまた食べ物探しを再開した。

私は満足して散歩に戻る。

珍しい体験をした。
家の中ではできない体験。
外に出るのもいいものだ。