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A Proper Frame of Mind (2/2/2019)

昨日に引き続き、今日のテーマは感情をどのように扱うかについて。

私たちは普通、他人から突然、あれこれ指図されることは好まない。どんな服を着るべきか、何を考えるべきか、仕事をどんなふうにやるべきか、あるいはどんなふうに生きるべきか。誰からもそんな扱いは受けたくない。私たちは自立した人間なのだから。でも、本当にそうと言えるだろうか?

この先は予想できる人もいると思うけれど、この「突然やってきてあれこれ指図する人」とは、私たちのなかに突如として湧き上がる感情のこと。”We would never let another person jerk us around the way we let our impulses do." impulseは「衝動」という意味だけれど、その前に挙げられている例からは、怒り、悲しみ、不安、そして幸せな気持ちといった感情のことを指していることがわかる。

It’s time we start seeing it that way—that we’re not puppets that can be made to dance this way or that way just because we feel like it. We should be the ones in control, not our emotions, because we are independent, self-sufficient people.

湧き上がる激情に振り回されて行動するのではなく、それをコントロールすべきなのだ。私たちは自立した人間なのだから。

こうやって、自らを第3者の視点からみることは、湧きおこる感情のままに衝動的に行動しないコツのひとつといえる。心理学の用語では Self-distancing(セルフ・ディスタンシング)と言われる手法に近いように思う。役立つ考え方ではあると思うけど、幸せというポジティブな感情すら、「ふりまわされてはならない衝動」になってしまうあたりが、ストイックなのだという気がしてくる。

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