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【何を買うか?よりも誰から買うか?の時代】ファン作りの専門家増田悦子

「こんなに良いものなのに、売れないんです」というご相談をたくさん受けます。
しかし、今は、何を買うか?よりも誰から買うか?なんです。

もし、それを買ってくれないとしたら、売っている人が魅力的ではないということです。
しっかりブランディングしましょう。

また、クライアント様から,「この商品はいくらに設定したらいいか?」というご質問を受けます。
たしかに、値付けは難しいですよね?

高すぎても売れない?
安すぎると元が取れない?
と悩みますね。

顧客データベース(お客様台帳)を管理させていただいている会社は、お客様の層や、客単価が分かるので、大体の値段はお答えできます。
お客様の「傾向」「趣向」がわかるからです。

「安くしたら売れますか?」という質問も頂きますが、残念ながら、実際には、「安くしたからと言って売れないんです」

ですから、「安売りはしない方がいいですよ」と答えることにしています。
どうしてかというと、安売りをしてしまうと、安売り合戦の罠にはまってしまうからです。

大会社ならば、価格競争ができますが、そうでなければ、やらないことをお勧めしています。
他社や、他の店舗が値段を下げるたびに、値段を下げていると、どんどん採算ラインを下回ってくるからです。

一品モノか?ブランドものでない限り、「何を買うか?よりも誰から買うか」なのです。

誰から買うか?の一番良い事例は、
「#しまむら」ブログの台頭でしょう。
「#しまパト」さんもいっぱいいますね。

この場合の「誰から買うか?」は
芸能人や有名人からではなく、「しまむらブログの筆者から」ということになりますね。

これを見ても、芸能人や有名人でなくても、スターになれることが分かります。

コーディネートもとてもうまいし、写真の撮り方もうまいので、「欲しく」なります。
タグや、値段、取り寄せたり探しやすくするための商品番号などなど、至れり尽くせりのブログ内容なんです。

ブログを読みながら、「安ーい」とか「可愛ーい」とか見入ってしまい、ついには、私も自宅近くのお店を探して、行ってしまいました。

とにかく安くて、機能的。
家で洗濯しても、形が崩れない優れもの(こうやって口コミしちゃうわけです:笑)

しまむらは、無料で、口コミ隊をたくさん持っているから、売れるに決まってますね。
口コミうさぎさんがたくさんいるのです。



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