【スターの時代は見た目が大事】
昔昔は、水前寺清子さんという歌手の方が、「ボロは着てても心の錦」とうたっていました。
外見はどちらでも良くて、内面を磨きましょう。というのも、一理あります。
その当時は、パッケージよりも、中身を重視する時代だったからです。
中身の成分や、効能などが大事でした。
今は、どうでしょうか?
どんなに化粧品の瓶などに凝っても、まずそれでは売れません。
みんな、「高いのは、瓶代ね」と分かってきたからです。
では、どういう観点で購入するかと言えば、「誰から買うか?」です。
売ってる人の信頼性です。
ジャパネットタカタさんのあの口調で「今日は、これもつけちゃいます」と言われると、ぽちっと押してしまうのは、「きっと良い商品を安く売ってくれる」という信頼感があるからです。
実は、ジャパネットタカタという会社は、長崎県 佐世保市 日宇町 に本社を置く非上場の会社です。
でも、日本中で知らない人はいないでしょう。
「誰から買うか?」の象徴ですね。
誰から買うか?に焦点が当たってきましたので、売る人の外見が重要になってきました。
「あぁ、この人から買いたい!」と思わせる容姿、雰囲気、ファッションが必要になってきたわけです。
お金のなさそうな人がお金儲けの話をしても、信ぴょう性が無いですよね。
お綺麗でない人が、綺麗になる方法を教えると言われても困ってしまいます。
以前、ある化粧品関係男性社長さんがいらして「うちの商品はシミ取り抜群、最高なんだけど、消費者が商品の良さを分かってなくて、全然売れないんです。
中身とかより、大手の商品を買うんです」と相談にいらっしゃいました。
本当に、そうでしょうか?
その男性社長さんのお顔は、シミだらけ。
まず、自分のシミを消して、ビフォーアフターの写真を撮られては?と言いたいところでした。
それに、その方は、まったくシミ取り化粧品のイメージではないので、奥様に
出てきていただき、アピール役になっていただく話になりました。
奥様は、とてもお綺麗でぴったりだったんです。