【ミクロ経済学】需要の価格弾力性とその計算方法
こんちは。ボク、えつこ。リアルが忙しくなり一口記事でも公開が遅くなってしまいました…。ごめんなさい…(;´Д`)
今回は需要の価格弾力性についてです。
最初にミクロ経済学を学ぶときに「限界」の次にわかりにくい概念だと思います。
弾力性
よくある説明として、弾力性は
2つの変数のうち、ある変数の変化率ともう1つの変数の変化率の比
とされています。わかりやすく言えば、
2つの変数があり、一方の数値が変わった時にもう一方の数値がどれだけ変わったか
ということです。
需要の価格弾力性
ミクロ経済学で弾力性とくれば、このことでしょう。
需要の価格弾力性とは、
価格が1%変化したとき、需要が何%変化するのか
を測定するものです。
需要の価格弾力性の求め方
求め方を3つ紹介します。
1つ目2つ目は割とオーソドックスなヤツで3つ目は需要曲線が分かっているときに活躍します。
式では、xを需要、pを価格とすると(Δxは需要の変化量、Δpは価格の変化量)
-(Δx/x)/(Δp/p)と表されます。これが1つ目。
また、これを変形した形で
-(Δx/Δp)×p/xとも表します。これ2つ目。
マイナスがつく理由は財が正常財であることを前提としているからです。
※正常財なら、値上げされると需要は下がるという負の相関が成立しているから!
-(1/需要曲線の傾き)・p/x これが最後、グラフが出てる問題だと使いやすいかも。あんまりでないけど。
おまけ・・・供給の価格弾力性
供給にも価格弾力性があります。需要の価格弾力性が「価格が1%変化したとき、需要量は何%変化するか」であるのに対し供給の価格弾力性は「価格が1%変化したとき、供給量は何%変化するか」を表します。つまり、
供給の価格弾力性=供給量の変化率/価格の変化率
で表せます。