決断②
別れ話が始まり、いつ別れるかも明確となった。それまでは、彼氏と彼女の関係は続く。
残り少ない時間と、たくさんの思い出を語りながら良い別れ方をするのが彼の希望だった。
私もそれには賛成した。
残りの少ない時間を大切にしようと考えた。
本日、11月24日。
いつものように玄関で見送る。
今日は帰り遅いの?夕飯いるの?と質問したところ、
「今日は遅くなる。夕飯もいらない。」と何やら怪しげな表情で返答。
私は寝起き3秒で悟った。
女だ。
別れるのであるなら今後どんな人と付き合おうが自由である。それは納得行く。
それも踏まえて、別れ話の決まっている期限のある関係で、仲良く終わりにしようとしている話を
2日前にしたこの状況で、
他の女のところに行く神経、理解できる方いますか。
私を苦しめていた浮気。
それを、最後の思い出を残そうという期間にしますか?
すこしでも一緒にいたいと思うのが普通なのでは無いのか。
やっぱり、クリスマスも過ごすのやめよう。
じゃあ、何でこの人のご飯作らなきゃいけない、洗濯しなきゃいけない、シャンプー、髭剃り用品、買わなければいけない?
なぜ、住まいを貸してやらなければいけないのか。
こう考えて当然だと思うが、私は間違っているのか?
同居人として彼と接しよう。
私は思いの丈をラインに綴った。
"確かにそうだね。
君との生活楽しかったよ。
でももう終わりなんだね。
残りの期間一緒にいる時だけでも楽しく過ごしたいなと思ってたけど、逆に君のこと苦しめるぐらいなら同居人として過ごしたほうがいいのかもね。
寝るのも別々にしようか。"
これが帰ってきた返答だった。
引っかかるのは、「逆に君のこと苦しめるぐらいなら」。
はい、苦しんでます。
いやいや、そこじゃ無い。
貴様の行動の反省の色無し。
まるで、私がワガママみたいな言い草。
こんな奴、とっとと見捨てるべきだった。
そう思った1日だ。
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